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LA Kings(NHL)ブロックチェーン活用した「グッズ販売プラットフォーム」を発表


アメリカのナショナルホッケーリーグ(National Hockey League/NHL)に所属しているプロアイスホッケーチーム「LA Kings(ロサンゼルス・キングス)」は、スポーツ商品や記念品が本物であることを保証する「拡張現実(AR)ブロックチェーン認証プラットフォーム」の提供を開始することを発表しました。

こちらから読む:記念品が本物であることを保証する「ブロックチェーン」の仕組み

AR認証アプリで「商品品質を100%保証」

LA Kings(ロサンゼルス・キングス)が発表した「ARブロックチェーン認証プラットフォーム」は、AR関連製品の開発を行っているカナダの企業「Pro Exp Media」との協力によって開発されました。このプラットフォームを使用することによって「LA Kings」のスポーツ用品や記念品を購入する人々は「AR認証アプリ」を使用して、オンラインで購入した全ての商品が”100%本物”であることを確認することができます。

商品を認証アプリでスキャンした際には「LA Kings」メンバーからのビデオメッセージが表示されるようになっているため、ビデオが再生されない商品は偽物または未登録の商品だと判断することができます。これによって「LA Kings」から購入した商品の希少価値を確実に証明することができます。

提供されている商品としては、LA Kingsが試合で使用した商品やジャージ、ヘルメット、スティック、スケート、手袋などといった様々なものが用意されています。

AR認証アプリ自体も非常に簡単に使用できるようになっており、アプリをダウンロードしたら自分の身元を確認し、証明書や商品に記載されている「Certificate of Authenticity(COA)ステッカー」にスマートフォンを向けるだけとなっています。一度認証されると”商品が本物であることを保証する証明書”を受け取ることができます。

スポーツ業界では、選手が使用したことを偽造する悪質な商品なども出回っているため「ARブロックチェーン認証プラットフォーム」を導入することによって、そのような問題や被害者を減らすことができると期待されます。商品情報のデータを確実な方法で記録することができるブロックチェーン技術は、偽造品関連の様々な問題を解決する重要な基盤技術として今後も幅広く活用されていくことでしょう。