仮想通貨×スポーツまとめ:ブロックチェーンで激変する業界とビジネス
スポーツの世界でも、仮想通貨やブロックチェーン技術を活用した革新的なサービスやアプリケーションが続々と誕生しています。暗号化技術にいち早く着目した"業界の未来を担う"スター選手や団体が提供する、最先端のプロジェクトをまとめて紹介します。
こちらから読む:ブロックチェーンとは?仕組みをわかりやすく解説【図解あり】
ブロックチェーンがスポーツ業界にもたらす変化
スポーツ業界にとってブロックチェーン技術は非常に魅力的な存在の一つです。テクノロジーの力がなくとも人間の体やボールなどがあれば十分に楽しむことができるのがスポーツの大きな魅力でもありますが、大規模なクラブチームやその試合などになってくると、テクノロジーの活用が大きな意味を成してきます。
従来のスポーツ業界では、世界中で活躍するスポーツ選手やチームなどは観客やファンの人々にとって"高嶺の花"のような存在であり、実際に関わりを持つことは大きな夢でもありました。ファンの人々は自分の目で生の試合を観戦し、応援するために高いチケット料金を支払って試合会場に足を運びます。
このような大きな努力があることによって、それらのスタジアムは大きな熱気と興奮に包まれますが、中にはチケットの偽造や紛失などで、辛い思いをする人々も実際に存在しています。スポーツ業界にとってこのような事実は早急に解決すべき重要な問題であり、多くのアスリートたちはファンの人々とのより深い交流を望んでいます。
ブロックチェーン技術の持つ「透明性」や「直接的な取引」はこれらの問題を解決し、夢のようなスポーツ業界を作り上げるための重要な鍵となります。チケット情報は偽造・複製・改ざんが不可能な状態で管理することができるようになり、スポーツ選手とファンの人々は専用のプラットフォーム上で直接的なやり取りを行い、場合によっては選手独自の仮想通貨を通じて限定アイテムを購入したり、報酬を得たりすることも可能になります。
その活用範囲は非常に幅広く、魅力的なものばかりであるため、実際に多くの選手やチームがブロックチェーンの活用に取り組んでおり、新しいプロジェクトも続々と発表されてきています。
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ブロックチェーンとサッカー業界
サッカー業界では、現役のスター選手だけでなく、既に引退を発表した歴代の"レジェンド"たちも仮想通貨やブロックチェーンのプロジェクトに取り組んでいます。
スポーツ業界の中でも特に多くのプロジェクトが誕生しているのがサッカー業界であり、仮想通貨プロジェクトの広告塔となっているフットボールプレイヤーや、ブロックチェーン技術を活用したソーシャルネットワークサービスを開発している選手、さらには独自のトークンを発行している選手もいます。
『仮想通貨×サッカーまとめ』では、以下の選手のプロジェクトを紹介しています。
- ハメス・ロドリゲス
- イニエスタとプジョル
- マイケル・オーウェン
- リオネル・メッシ
- ルイス・フィーゴ
- ロナウジーニョ
- ディディエ・ドログバ
- 本田圭佑
また、仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)を実際に利用することができるサッカーゲームアプリなどもリリースされており、今や数えきれないほどの関連商品が発表されています。
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ブロックチェーンと野球業界
野球業界では、メジャーリーグベースボール(Major League Baseball/MLB)が、ブロックチェーン技術を取り入れて、分散型アプリケーション(DApps)の開発に取り組んでいます。
この他にもマイナーリーグを引退後、スポーツ選手向けの仮想通貨ヘッジファンドを立ち上げた選手などもいます。日本の球団では、千葉ロッテマリーンズなどが、仮想通貨取引所とのスポンサー契約を交わしており、野球選手"直筆のサイン入りユニフォーム"などを提供しています。
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ブロックチェーンとテニス業界
テニス業界では、フランス出身のスター選手であるガエル・モンフィス(Gael Monfils)氏が、仮想通貨投資もできるプラットフォームであるeToro(イートロ)とのスポンサー契約を交わしています。
彼は昨年から自分自身も仮想通貨投資を行なっており、実際に利益を出していることも明かしています。
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ブロックチェーンとバスケットボール業界
バスケットボール業界では、NBAのバスケットチームである「Sacramento Kings(サクラメント・キングス)」がイーサリアム(ETH)のマイニング(採掘)に取り組んでいます。
以前から最先端技術を積極的に取り入れていたサクラメント・キングスは、所有しているアリーナ「Golden 1 Center(ゴールデン1センター)」の施設内でマイニングを行なっています。このアリーナは太陽光エネルギーを用いることで、電気代も最小減に抑えており、マイニングによって得られた利益は「MiningForGood」と呼ばれる慈善活動の支援に利用されています。
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ブロックチェーンとアメリカンフットボール業界
アメリカンフットボール業界では、米プロフットボールリーグ選手会(NFLPA)がブロックチェーンのスタートアップ企業「SportsCastr(スポーツキャスター)」に投資しています。
SportsCastr(スポーツキャスター)は、仮想通貨Fanchain(ファンチェーン)を使った動画配信サービスを提供しており、アメフトやサッカー、野球などの幅広いスポーツの試合を高画質でライブ配信するサービスを提供しています。このサービスにはチャット機能などもついているため、ユーザーはこれまでとは少し違った形でスポーツの試合を楽しむことができます。
またNFLの選手達もビットコインなどの仮想通貨を保有しているようで、ロッカールームではビットコイン(BTC)の価格に関する話題などで盛り上がることもあるということが内部関係者によって明かされています。
ブロックチェーンとモータースポーツ業界
モータースポーツ業界では、レーシングチーム「CARGUY」がCardano(ADA)とのスポンサー契約を交わしています。この協賛によって作られた「CARGUY ADA NSX GT3」という新たなマシンには、ADAのロゴが記されています。
また、F1の世界チャンピオンであるフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)氏は、自身の画像・映像コンテンツをより安全に保存・共有し、ファンや写真家たちが適切な報酬を受け取ることができるように、ブロックチェーン技術を取り入れています。
ブロックチェーンと格闘技業界
格闘技業界では、ロンドン最大の総合格闘技イベントである「BAMMA」がビットコインキャッシュ(BCH)とのスポンサー契約を交わしています。
BAMMAの商業主任であるPaul Benson(ポール・ベンソン)氏は、ビットコインキャッシュの実用性を高く評価しており、この契約について「非常に嬉しく思う」と語っています。
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