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クラッシュした「謎のランボルギーニ」仮想通貨投資会社CEOの所有物と判明


ビットコイン(Bitcoin/BTC)への投資で成功し、Lamborghini(ランボルギーニ)を購入する。これは世界中の仮想通貨投資家の夢でもあります。これまでの価格高騰で実際に莫大な資産を築いた一部の人々は、実際にこの高級車を愛用していますが、物理的な資産である「ランボルギーニ」は時にクラッシュしてしまう可能性があります。

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仮想通貨投資家の夢「ランボルギーニ」

2017年にみられた仮想通貨価格の高騰によって、ビットコイン投資家の間では「BTC価格がLamborghini(ランボルギーニ)の価格を超える日」への期待が高まり、ビットコインとランボルギーニを比較する場面も頻繁にみられるようになりました。

当時の価格高騰で大きな富を築いた一部の人々は、実際に得た莫大な資産を使ってランボルギーニを購入しています。

仮想通貨業界では「ランボルギーニ」を所有していることが一つのステータスにもなっていましたが、先日「その中の1台がクラッシュした」として話題になりました。

道路脇の溝に「泥まみれの4,000万円」

先週金曜日の早朝(現地時間)、イギリス・ロンドンの道路脇にある溝に27万ポンド(約4,000万円)相当のランボルギーニが挟まっているのが発見されました。

(画像:Instagram/btchudson)

このランボルギーニを発見したカメラマンのAndrew Laurence(アンドリュー・ローレンス)氏は車内に誰も乗っていないことを確認し、警察に通報しています。

発見当初は誰の所有物なのかが不明となっていましたが、ローレンス氏は当時の状況について『車は間違った方向を向いて溝に挟まっていたため、スピンした後に道路の反対側の溝に突っ込んだのだろう』と語っており、近所にはフットボールのトレーニング場があると伝えられていたため「このランボルギーニはフットボール選手の所有物である」と考えられていました。

しかしその後の報道によって、このランボルギーニの所有者がロンドンに拠点を構える仮想通貨の投資顧問会社Bitstocks(ビットストック)のCEOであるMichael Hudson(マイケル・ハドソン)氏のものであることが判明しました。

車体が受けた損傷と修理費

ランボルギーニの発見から数時間後には再び現場に現れたというハドソン氏は、ランボルギーニを引き上げる作業を撮影した動画の中で事故当時の状況について爽やかな笑顔で説明しています。

ハドソン氏は、自身が飲酒運転をしていた訳ではないことを語っており、一車線の道路で車のコントロールを失ったと説明しています。同氏は4,000万円の車をクラッシュさせたとは思えないほど落ち着いた様子で対応しているため、動画の投稿者は『この男は世界で最も穏やかな男だ』と語っています。

注目すべき点は、クラッシュしたランボルギーニがほとんど損傷を受けていないという点です。車体が受けた損傷の詳細や修理費などに関する詳しい情報は明らかにされていないものの、ハドソン氏は事故後に「Instagram」で当時のことについて語り、彼の愛車がわずかな損傷しか受けておらず、再び公道を走れる日がそう遠くないことを語っています。


「Bitcoin」or「Lamborghini」

最近では「ビットコインでランボルギーニを購入できるサービス」も増えてきていますが、その一方では「ランボルギーニを売却してビットコインを購入する」投資家なども出てきています。

ビットコイン価格は将来的に1億円に達するとも言われており「資産を保管するための手段」として高い評価を受けていますが、今回のケースを見るとランボルギーニも同様に「価値を保つための強靭なボディ」を持っていると考えられます。

資産をランボルギーニに変えるのも一つの手段ですが、より大きなクラッシュを起こしてしまった場合には大切な資産が大破してしまう可能性もあるため、ランボルーニを資産として所有しようと考えている方は、十分気をつけて運転するよう心がけておきましょう。