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ORBS(オーブス)仮想通貨取引所「Bithumb」上場へ|待望のメインネット公開迫る


イスラエルのブロックチェーン企業ORBS(オーブス)は、2019年3月23日に韓国の首都ソウルにある「ウォーカーヒルホテル」でイベントを開催し、今月28日にメインネットを公開することを明らかにしました。これに伴い、同社が発行する仮想通貨の生成も開始され、仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)に上場すると伝えられています。

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メインネット公開・Bithumb上場:2019年3月28日予定

ORBS(オーブス)は、2019年3月23日に韓国の首都ソウルにある「ウォーカーヒルホテルのビスタホール」で同社と協力している韓国企業の関係者やORBSのコミュニティメンバーなど700人以上が参加するイベントを開催し、今月28日にメインネットを公開することを明らかにしました。

ORBSは従来のブロックチェーンの問題点を解決し、「手数料の引き下げ/取引の高速化/流動性の向上」などを実現するための技術開発に取り組んでおり、ブロックチェーンスマートフォン「FINNEY」を開発しているSIRIN LABSなどの企業とともにイスラエル発のブロックチェーンプロジェクトとして以前から注目を集めていました。

28日のメインネット公開に伴い、ORBSが提携している「サムスンSDS」や「カカオ」といった企業が様々なブロックチェーンサービスの提供を開始する予定となっており、韓国の大手仮想通貨取引所であるBithumb(ビッサム)でも仮想通貨「ORBS」の取り扱いが開始されるため、これから本格的に実用化が進むことになると期待されます。

ORBSの共同創設者であるDaniel Peled(ダニエル・ペレッド)氏は、23日に開催されたイベントの中でブロックチェーン技術やORBSのプロジェクトについて次のように説明しています。

インターネットが「利用者たちがデータを交換し合えるようにしてくれるもの」だとしたら、ブロックチェーンは「利用者たちがデータと共に”価値”を交換し合えるように一段階進化したもの」です。

私たちはインターネットを”新しく作る”のではなく、従来のインターネットを通じて提供される様々なアプリケーションにブロックチェーン技術を組み合わせることによって、より良いアプリケーションになるように手助けする役割を果たします。

1,500万人が利用するオンライン書店「YES24」と契約

ORBSは今回のイベントの中で、1,500万人が利用しているオンライン書店「YES24」と契約を結び、同社のサービスにブロックチェーン技術を適用することを決定しています。

「Yes24」のディレクターであるLi Shihao氏は次のように述べています。

ブロックチェーンに新しいサービスを導入するのではなく、ブロックチェーン技術を使用して1,500万人の「YES24メンバー」にサービスを提供する予定です。

ORBSの共同設立者であるUriel Peled(ユリエル・ペレッド)氏は、昨年7月に当メディアが行なったインタビューの中で「今後は韓国だけでなく日本やサンフランシスコなどでも事業展開していく予定である」ということを明かしています。長期的な視点で順調に技術開発に取り組んでいる「ORBSのメインネットローンチ」には期待が高まります。