トロン(Tron/TRX)とBitTorrent(ビットトレント)のCEOであるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は、2019年6月3日にアメリカ合衆国の投資家・経営者・資産家として知られながら、世界最大の投資持株会社「バークシャー・ハサウェイ」の会長兼CEOでもあるWarren Buffett(ウォーレン・バフェット)氏と会食をする権利を歴代最高額となる約5億円で落札したことを発表しました。
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チャリティーランチ権「過去最高額の5億円」で落札
トロン(Tron/TRX)のCEOであるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は、2019年6月3日のツイートで億万長者として知られるWarren Buffett(ウォーレン・バフェット)氏と共に昼食をとることができる権利を歴代最高額となる「456万7,888ドル(約5億円)」で落札したことを発表しました。
ウォーレン・バフェット氏が主催する記念すべき20周年記念チャリティーランチ権を獲得したことを正式に発表します。
私はこれに合わせて、ブロックチェーン業界のリーダーたちを偉大なる投資家との会食に招待します。
これがみんなに役立つことを願っています。
バフェット氏は過去20年間にわたって、自身とランチする権利をオークションで販売しており、それによって得られた資金の全てをアメリカ・サンフランシスコを拠点に貧困や不平等と戦う慈善事業団体「GLIDE財団」に寄付してきました。
ジャスティン・サン氏がCEOを務めている「Tron」と「BitTorrent」も同じサンフランシスコに本社を構えていることなどから、今回の落札はチャリティー活動としても重要な意味を持っていたようです。プレスリリースでは次のように説明されています。
BitTorrentとTRONの米国本社はサンフランシスコにあります。このチャリティオークションへの入札は私たちのチームにとって重要な優先事項でした。私たちの入札がGLIDEに寄付されたことを誇りに思います。GLIDEは、私たちの地元のホームレスコミュニティに重要な支援を提供する基盤です。
ブロックチェーン業界のリーダーを招待
オークションは毎年25,000ドル(約270万円)からスタートしていますが、今回の落札額は過去最高額でもあるため、仮想通貨メディア以外の主流メディアでも今回の件が多く取り上げられています。
ランチはニューヨークのステーキハウス「Smith&Wollensky」で行われることになっており、実際の会食には最大7名と同席することができるため、ジャスティン・サン氏は「ブロックチェーン業界のリーダー」を招待することを望んでいます。
バフェット氏は以前から仮想通貨に対して厳しい意見を語っていることでも知られており、ビットコインに関しては「殺鼠剤の2乗」や「ギャンブルツール」などと批判していますが、仮想通貨の基盤技術である「ブロックチェーン」に関しては重要視する姿勢を見せています。
今回の会食に”ブロックチェーン業界”のどのような人物が招待され、それによってバフェット氏からどのようなコメントが得られるかには注目が集まります。
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追記:ウォーレン・バフェット氏も歓迎
ウォーレン・バフェット氏もジャスティン・サン氏を歓迎していることが明らかになりました。ロイター通信の報道によると、バフェット氏の助手によって提供された声明の中で次のように語ったとされています。
ジャスティンがランチの権利を獲得したことを嬉しく思います。彼や彼の友人と会えることを楽しみにしています。
私たちは楽しい時間を過ごすことができるでき、GLIDEは彼の貢献を何千人もの人々を助けるために使うでしょう。
ジャスティン・サン氏からの会食に関する新しい報告には、より一層期待が高まります。
2019年6月4日|トロン(TRON/TRX)の価格
トロン(TRON/TRX)の価格は先日まで大幅に上昇しており、一時的に「5円」近くまで上昇していましたが、その後の仮想通貨市場全体の下落に伴い、2019年6月4日時点では「1TRX=3.63円」近くまで下落しています。
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