TRON(TRX)時価総額ランキング「4位」目指す|2019年掲げる2つの野望:Justin Sun
トロン(Tron/TRX)のCEOであるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は、これまでにも数多くの目標を掲げた上で実際にそれらを達成してきました。「世界一のパブリックチェーン」を構築するという大きな野望を持つサン氏は、2019年も大規模な目標を掲げた上でさらなる成長を遂げていくことを計画しています。
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目標1:TRX時価総額ランキング「4位」獲得
Justin Sun(ジャスティン・サン)氏は、トロン(Tron/TRX)が2019年内に「CoinMarketCap」の時価総額ランキングで"4位"を獲得することを目標に掲げています。
2019年1月5日時点の時価総額ランキングは、
1位:ビットコイン(Bitcoin/BTC)
2位:イーサリアム(Ethereum/ETH)
3位:リップル(Ripple/XRP)
4位:ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
となっており、トロン(TRX)は「10位」に位置付けられています。
ビットコインキャッシュの時価総額は「約3,000億円」となっており、トロンの時価総額は「約1,600億円」となっているため、単純に考えるとトロンが4位を獲得するためには現在のTRX時価総額を「2倍」にまで増加させる必要があります。
この目標は難易度が高いものであるとも考えられますが、不可能ではないとも言えます。トロンは2017年10月の時点では時価総額ランキング「43位」に位置付けられていましたが、その1年後には見事に目標を達成し「10位」にまで順位を上げています。現在もその地位を維持していることなども踏まえて考えると、急速な成長を遂げているTRONがここからさらに順位を上げていく可能性は高いとも考えられます。
目標2:イーサリアムのエコシステムを超える
ジャスティン・サン氏は、もう一つの大きな目標として「トロン(TRX)のエコシステムがイーサリアム(ETH)のエコシステムを超えること」を掲げています。
トロンとイーサリアムは以前から比較されることが多く、Ethereumの考案者として知られるヴィタリック・ブテリン氏とジャスティン・サン氏の間で繰り広げられる戦いも以前から話題となっています。
サン氏は以前に「トロンの取引量がイーサリアムの取引量を超えること」を目標として掲げていましたが、昨年10月の時点で実際に日々の取引量でETHを凌駕したことが報告されています。さらにTRXはその後も順調に取引量を増加させ続けており、12月の時点ではETHの3倍の取引量に達しています。
また、TRONのネットワーク上では分散型アプリケーション(DApps)の開発も急速に進められており、60日間で80種類のDAppsをリリースするという目標も達成されています。
TRONは今月3日、同社が昨年7月に買収した分散型ファイル共有ネットワーク「BitTorrent」の専用仮想通貨トークン「BitTorrentトークン(BTT)」のトークンセールを行うことも発表しています。これらの事も踏まえて考えると、ジャスティン・サン氏が掲げる大規模な目標も達成できる可能性があると考えられます。昨年の急成長に続き、2019年も順調なスタートを切ったトロン(TRX)は、今年もさらなる成長を遂げる可能性を秘めています。
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トロン(Tron/TRX)の価格|2019年1月5日
トロン(Tron/TRX)は「1TRX=1円」で取引されていた2018年12月17日頃から順調に価格を回復させてきており、2019年1月5日時点では「1TRX=2.44円」で取引されています。
また最近の上昇率は、過去24時間で「10.9%」、過去30日間では「50.4%」となっており、過去最高値は2018年1月5日に記録した「約26円」となっています。
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