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Cardano・Atalaの技術活用で「ジョージア政府」とMoU締結:IOHK


カルダノプロジェクトで開発を進めていることでも知られるブロックチェーン企業「IOHK」は、2019年6月17日にジョージア(旧:グルジア)政府との間で覚書(MoU)を締結したことを発表しました。IOHKは「Cardano」や「Atala」を活用したブロックチェーンソリューションを開発し、ジョージア教育科学省と協力して複数の分野を支援していくと伝えられています。

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ブロックチェーン活用で「ジョージア教育科学省」と協力

Cardano(カルダノ)の開発を担っていることで広く知られるブロックチェーン企業「IOHK」は、2019年6月17日のツイートで南コーカサスにある共和制国家ジョージア(旧:グルジア)政府との間で覚書(MoU)を締結し、ジョージア教育科学省と協力してプロックチェーンプロジェクトに取り組んでいくことを発表しました。


私たちは今朝、ジョージア政府との間で「ジョージア教育科学省と協力して、ブロックチェーンプロジェクトの範囲特定と実施を行うこと」を約束する覚書を締結しました。

IOHKはジョージア政府との協力を通じて「Cardano(カルダノ)」と「Atala(アタラ)」を活用したブロックチェーンソリューションを開発すると報告されており、具体的な取り組みとしては以下のようなことに取り組んでいくと説明されています。

文部科学大臣であるMikheil Batiashvili氏は、IOHKとの連携について次のように語っています。

ジョージアは、世界銀行の「ビジネスのしやすさ」指数において前回の112位から現在の6位まで、米国や英国を含む多くの国際ビジネスの中心地を前にしながらエキサイティングな旅をしてきました。

IOHKの世界をリードする専門知識、特に第3世代のブロックチェーン技術を活用することによって「安全でデジタル化に対応した国際ビジネスで世界をリードする国になる」という目標に向かってさらに前進することができると期待しています。

IOHKのCEOであるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、次のように述べています。

私たちはビジネス・教育・政府サービスに渡る様々なプロジェクトで、ジョージア政府と協力できることに非常にワクワクしています。国の力強い大学部門と政府側ができることを組み合わせることによって、ジョージア国が国際ビジネスの領域において「世界で最も魅力的な中心地の1つ」として急速に発展してきたことを目の当たりにしました。

ジョージアでブロックチェーンエコシステムを開発し、人々が直面している課題を解決できるよう支援していけることを楽しみにしています。

「ビジネス・政府・教育」分野での活用を検討

今後の具体的な取り組みとしては、「IOHKは一連のワークショップ・ミートアップ・フォーラム・その他イベントを開催し、今年の秋頃までには国内の重要な課題と既存のスキルを特定する」と説明されています。

このような取り組みは、同国の「ビジネス・政府・教育」の分野にIOHKが開発を進めているブロックチェーン技術を活用していくための分野を検討しながら、実現可能な分野を特定していくことに役立てられていくとのことです。

IOHKはこれまでにも、エチオピアやモンゴルなどでも「ブロックチェーン活用」に関する覚書を締結しています。様々な地域で積極的に活動を続けているIOHKの取り組みには今後も注目です。

2019年6月18日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は、今年の3月頃から大きく回復し始めており、4月には10円台にまで回復しました。その後は下落と回復を繰り返しているものの、10円前後の価格を維持しており、2019年6月18日時点では「1ADA=10.09円」で取引されています。

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2018年12月21日〜2019年6月18日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)