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BINANCE:新たな仮想通貨取引所「韓国」で新設か?ステーブルコイン発行企業と協力


仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)は、韓国で新しく「法定通貨建て取引所」を設立するために準備を進めている可能性があるとして話題を集めています。同社CEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は、パートナー企業と協力してはいるものの、詳細はわからないと語っていると報じられています。

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仮想通貨業界では「BINANCE(バイナンス)が韓国で新しい仮想通貨取引所を開設することを検討している」という報道が多数のメディアで報じられており話題となっています。

複数の報告によると、韓国では「Binance LLC」と呼ばれる会社が設立されているとのことで、BINANCEはこの会社の代表を務めている「BXB Inc.」という会社と協力関係にあるとされています。なお「BXB Inc.」は”韓国ウォン建てステーブルコイン“の発行企業だと伝えられています。

しかしながらこの報道に関しては、BINANCE関係者の間でも意見が分かれていることも報告されており、バイナンスのCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は、地元のニュースメディアである「Block In Press」とのインタビューの中で『現地のパートナー協力してはいるが、詳細はわからない』と語ったと伝えられています。

また、バイナンスのグローバル担当者は「”韓国支社を設立する”という説は事実ではない」と否定しており、「韓国にはいかなるオフィスも設立する計画はない」と語ったと伝えられています。

同じく、バイナンスの韓国担当者も「”BXB”とのコラボレーションについて議論したことはあるものの、具体的な決定事項はない」と語っており、「設立するかどうか自体も決定されたことがない」と釘をさしたと伝えられています。

しかし、バイナンスは韓国でコンプライアンス担当の「本人確認(KYC)、アンチマネーロンダリング(AML)、テロ資金供与(CFT)」などに詳しい人物の求人募集も出しているため、同国で新しいビジネスを開始する可能性は十分あると考えられています。

BINANCEはこれまでに
・Binance Uganda(バイナンス・ウガンダ)
・Binance Jersey(バイナンス・ジャージー)
・Binance Singapore(バイナンス・シンガポール)
を立ち上げており、米国ユーザー向け取引所「Binance US」を立ち上げる準備も行なっています。

韓国は特に仮想通貨ブロックチェーンに積極的な国の一つであるため、実際に韓国進出を果たすことになれば、バイナンスはさらに大きく成長することになると予想されます。