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アクション映画スター育成にブロックチェーン活用「Fight to Fame」設立:Mike Tyson


アメリカの有名な元ボクシングヘビー級王者であるMike Tyson(マイク・タイソン)氏は、ブロックチェーンとエンターテイメントを融合した全世界アクション映画スターコンテスト「Fight to Fame(ファイト・トゥ・フェイム)」を立ち上げました。


2019年8月17日追記:この報道内容は、後日タイソン氏自身が否定しています。

こちらから読む:NBA、公式ブロックチェーンゲーム開発へ「スポーツ」関連ニュース

アクションスターオーディション番組などを展開

Mike Tyson(マイク・タイソン)氏が立ち上げた「ファイト・トゥ・フェイム(Fight to Fame/FF)」は、世界中からコンテストへの参加者を募集して、各種格闘技の試験や選抜を行なった上で「アクションスターオーディション番組」として全世界に発信するものだと説明されています。

これにより、ハリウッド唯一のアクションスター育成工場として世界中から1億を超えるほどの人数がコンテストに参加することになると期待されています。

Fight to Fameは、単なる”格闘技の試合”ではなく「独自ブロックチェーン・映画・スポーツビジネス」を掛け合わせることによって、多くの投資家にビジネスチャンスを感じさせることができるとされています。

このプラットフォームで発行される代用通貨「FFトークン」は、ロトゲーム・トラベル・ショッピング・流通などに使用できると説明されています。また、格闘家の人々はファントークンを使用することによって、通常の業界では得ることができない料金以外のお金を得ることができるようになっており、トークンの価値が上がるとファンの人々もお金を稼ぐことができると伝えられています。

この他にも「Fight to Fame」は、コンテストを開催するのと同時に「ホテル・各種接客サービス・娯楽・グッズ・オンラインショッピング」などとも連携してサービスを展開していくとのことです。

未来の格闘家たちに「成功の機会」を

タイソン氏は「Fight to Fame」を通じて、新しい世代の格闘家たちが様々な分野で活躍していける場を提供したいとの考えを語っています。

私はベテランのファイターとして、将来の世代、特に将来のアクションスターを指導し、このキャリアには成功と公正な報酬への道があることを証明したいと思っています。

将来を担う人々のために、出身や人種を問わないグローバルなプラットフォームを構築することは私の情熱です。

マイク・タイソン氏は世界的に有名な元プロボクサーでありながら、複数の有名な映画にも出演しています。「Fight to Fame」が正式に稼働することによって、世界中の多くの格闘家たちに新しいビジネスのチャンスがもたらされることになると期待されます。

現在「Fight to Fame」の公式サイトには『近日公開』の文字が掲載されており、その下には記事執筆時点で「残り17時間」のカウントダウンが行われています。

追記:マイク・タイソン氏はプロジェクトとの関与を否定

2019年8月17日追記
マイク・タイソン氏は一連の報道を受けて「Fight to Fame」プロジェクトとの関与を否定しています。報道によると、タイソン氏は同社の株式は保有しているものの、トークンの発行などには同意していないとされています。