アメリカ・テキサス州ダラスに本拠地を構える全米プロバスケットボール協会(NBA)のチーム「Dallas Mavericks(ダラス・マーベリックス)」は、試合チケットや商品を購入する際の支払い手段として仮想通貨ビットコイン(Bitcoin/BTC)を受け入れる2番目のNBAチームとなりました。
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BTCで「試合チケット・商品」が購入可能に
Dallas Mavericks(ダラス・マーベリックス)は2019年8月13日に、仮想通貨決済サービスプロバイダーである「BitPay(ビットペイ)」のサービスを通じて、ビットコイン決済を受け入れ始めたことを発表しました。これにより、ファンの人々はダラス・マーベリックスの「試合チケット」や「商品」などを購入する際に仮想通貨ビットコインを使用することができるようになります。
ダラス・マーベリックスは、昨年1月の時点で今季から仮想通貨決済を導入する予定であることを明らかにしていました。同チームのオーナーであるMark Cuban(マーク・キューバン)氏は、公式発表の中で『私たちはビットコインで支払いたいと考えているファンの人々にその機会を提供したいと考えている』と語っており、『BitPayのシステムを採用することによって、世界中のファンの人々はスムーズにチケットなどを購入することができる』と説明しています。
同じくNBAチームである「Sacramento Kings(サクラメント・キングス)」は、2014年という非常に早い時期からビットコイン決済を受け入れていたため、ダラス・マーベリックスはサクラメント・キングスに続く2番目の”ビットコイン決済導入チーム”ということになります。
ダラス・マーベリックスは以前から積極的に仮想通貨業界と関わっており、昨年6月にはブロックチェーンや仮想通貨を活用したフィットネスアプリなどを提供している企業「リンポ(Lympo/LYM)」と提携して、アプリ内で獲得したトークンを使用して試合チケットやグッズなどを購入することができるサービスや、独自のフィットネス課題などを提供していました。
NBAではブロックチェーン・仮想通貨企業と協力する動きが進んでおり、最近では人気の分散型アプリケーション(DApps)「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」を開発した企業「Dapper Labs」と協力して、ブロックチェーンベースのバスケットボールゲーム「NBA Top Shot(NBAトップショット)」の開発を行っていることも明らかにされています。
試合のチケット購入などでビットコインが使用できるようになったことによって、バスケットボール業界では仮想通貨がより一般的なものとして広まっていくと期待されます。
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