仮想通貨取引所「GMOコイン」は2019年8月15日、J2リーグに所属するサッカークラブ「FC琉球」を運営している「琉球フットボールクラブ株式会社」と協力して、ブロックチェーン技術を活用したFC琉球の新しいファンクラブサービス「FC琉球コイン/FCR(仮名)」の開発プロジェクトに取り組んでいくことを発表しました。
2020年6月追記:仮想通貨の呼称は2020年5月に「暗号資産」へと変更されました。記事内に記載されている「仮想通貨取引所・仮想通貨」などの表現は2020年5月以前の表現であり、現在は全て「暗号資産」へと変更されています。
こちらから読む:NBAチームが”ビットコイン決済”を受け入れ「スポーツ」関連ニュース
ブロックチェーン活用した「ファンクラブサービス」を提供
GMOコインの発表によると、「FC琉球コイン(FCR)」プロジェクトはブロックチェーン技術を活用した新しいファンクラブサービスだと説明されており、2019年度内にはサービスを開始する予定だと説明されています。
同社はこれまでにも「年間協賛金やJ2昇格ボーナスをビットコインで贈呈する」といった新しい方法での支援を行なってきていましたが、今回のプロジェクトでは「ブロックチェーンの特徴を生かした地方スポーツクラブの新たな資金調達手法によるチーム運営の確立」と「よりプレミアムなファン・サポーター向けサービスの企画開発」を進めると説明されており、将来的には沖縄県全体でトークンサービスを運用することを目指していると説明されています。
このプロジェクトの企画開発は、国内初のブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」を企画開発している福岡の企業「株式会社グッドラックスリー」の協力を得ながら進められると説明されています。
FC琉球は2003年に設立された沖縄県沖縄市をホームタウンとするプロサッカークラブであり、2018年には日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)における3部リーグである「J3」で優勝を果たし、2019年のシーズンからは「J2」での初年度を迎えています。
同チームは「沖縄を愛し、沖縄に愛される」をクラブの理念として掲げており、沖縄県民に愛される、誇りとなるようなクラブチームを目指しているとされているため、ファンの人々と直接的な繋がりを持つことができるブロックチェーン技術は同チームの目標達成に向けた大きな力になると期待されます。
サッカーとブロックチェーンに関する記事はこちら