ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格予想では「さらなる下落」を警戒する意見が多数出ており、今後数日間の動きには注目が集まっていますが、著名アナリストである「PLanB氏」と「Willy Woo氏」は楽観的な意見を語っており、”現在の価格帯は購入するのにちょうどいい価格である”との考えを示しています。
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RSIチャートから見る現在のビットコイン
ビットコイン価格は現在100万円付近での停滞を続けており、今後は一時的に80万〜90万円台まで下落する可能性もあると言われていますが、一部の著名な仮想通貨アナリストは「現在のBTCチャートは、BTC価格が220万円まで上昇する前のチャートに似ている」と語っています。
Twitterで3万人のフォロワーを持つPlanB氏は、2019年8月29日のツイートでビットコインの相対強度指数(RSI)の画像を投稿し「現在のビットコインは2016年半ば頃と同じような動きをしているように見える」と語っています。
ビットコインはまだ強いように見えます。2016年半ばのような気分です。
PlanB氏は、RSIチャートの50未満〜90未満への動きは長期的なトレンドを示すものであり、簡単には壊れない傾向があると説明しています。この画像で見ると、2016年半ば頃にも現在のような一時的な下落が見られているものの、その後は大きく回復しており2017年末にピークに達していることが示されています。
この歴史が繰り返されるのであれば、現在のビットコイン市場はまだ上昇トレンドの初期段階であり、今後も数カ月間に渡って上昇が続くことになると予想されます。
128MA接触は「ビットコイン購入の良い機会」
独自の指標などに基づいて仮想通貨市場を分析していることで知られる著名アナリストのWilly Woo(ウィリー・ウー)氏は「ビットコインが成長する際には一定の後退が必要である」と語っており、日足チャートで128日移動平均線(128MA)に軽く接触したことは非常にポジティブな兆候であると説明しています。
同氏は「ビットコインの強気相場では”128日移動平均線”に接触することが何度もある」と語っており、その時がビットコイン購入のタイミングだと述べています。
128d MAに接するのは非常に良い兆候です。これまでは過熱していました。BTCの歴史に見られる特徴に精通している人々は「地盤を維持するためには強気相場で128dラインに何度も触れる必要があること」を知っています。それらは良い購入の機会を提供します。
実際に先日29日に日足チャートで128日移動平均線に接触したビットコインは、現在反発してやや回復してきているため、今後短期的には一定の価格帯まで回復することになると予想されます。
現時点では下落傾向が続いており、主要なレジスタンスライン(抵抗線)を超え切れていない状態でもあるため、今後はそのラインを突破できるかが重要となりますが、PlanB氏とWilly Woo氏はこれまでにも予想を当ててきた実績のあるアナリストでもあるため、今回の両者の発言も注目する価値があると言えるでしょう。
2019年8月30日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先日29日に100万円付近まで下落しましたがその後やや回復しており、2019年8月30日時点では「1BTC=1,019,333円」で取引されています。
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