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POSデバイスに「ビットコイン決済機能」を導入|ブラジル最大の決済プロバイダーCielo


ブラジル最大の決済プロバイダーである「Cielo(シエロ)」は、同社が展開するPOS(販売時点情報管理)デバイスがビットコイン(Bitcoin/BTC)などを用いた仮想通貨決済に対応したことを発表しました。

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Cielo(シエロ)は、80を超えるクレジットカード会社とパートナシップを結んでいるブラジル最大の決済プロバイダーであり、約140万台のPPSデバイスを運用していると伝えられています。

同社は8月28日〜29日にかけてブラジルで開催された「Blockmaster Forum 2019」で仮想通貨決済に対応したPOSデバイスを展示し、仮想通貨決済のデモンストレーションを行いました。

CieloのPOS端末で仮想通貨決済を行う場合には、支払い用のQRコードがPOSデバイスに表示されるようになっているため、ユーザーは表示されたQRコードをスマートフォンでスキャンすることによって仮想通貨で支払いを行うことができます。なお、支払いを行うためにはCieloのパートナーである「Uzzo」または「Criptohub」のアカウントを持っている必要があると説明されています。

またこの他にも「Cielo」は今年10月にPOSデバイスを介さずに仮想通貨決済を行うことができるサービスを開始する可能性があるとも伝えられています。このサービスでは「Cielo」のモバイルアプリを使用することによってQRコードでの仮想通貨決済を行うことができるとのことです。

ブラジルでは、仮想通貨の人気が高まっているのと同時に仮想通貨決済に対応する企業も増えてきており、昨年末には同国のスーパーマーケットチェーンである「OásisSupermercados」が複数の仮想通貨に対応し、先月末にはブラジルの公共交通機関である「Cootraps」がビットコイン決済に対応予定であることを明らかにしています。

仮想通貨投資ファンドである「Grayscale(グレイスケール)」の調査では、2019年8月時点でビットコイン決済を受け入れている組織・団体は100,000以上にのぼっているとも報告されています。「Cielo」のような大手企業が仮想通貨決済サービスに対応した端末を展開することによって、今後は今よりもさらに多くの企業が仮想通貨決済に対応していくことになると予想されます。

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