ビットコイン決済対応の組織・団体「100,000社」以上に=Grayscale調査報告

by BITTIMES   

仮想通貨投資ファンドである「Grayscale(グレイスケール)」は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)を決済手段として受け入れている店舗や企業などの組織が世界中に100,000以上も存在していると報告しました。同社はビットコインの採用は順調に進んでいると説明しており、資産の一部をビットコインとして保有することを推奨しています。

こちらから読む:通信事業社大手が"BTC決済"受け入れ「仮想通貨決済」関連ニュース

BTC決済受入れ企業は「10万超え」

市場最大規模の暗号資産管理会社の1つである「Grayscale(グレイスケール)」は、ビットコイン(BTC)を受け入れている店舗や企業が世界中に100,000以上も存在しており、その数は増え続けていると報告しています。

Grayscaleは、約26億ドル(約2,730億円)の資産を運用しており、様々な国の数百人の投資家を抱えていると報告されています。同社は「ビットコインはまだ初期段階の資産であるものの、価値の保存手段として機能する」と考えており、投資家に対して"資産の一部をビットコインとして保有すること"を推奨しています。

ビットコインは新しい方法で世界的な成長を促進するのと同時に、インフレから資産を守るための"価値の保存手段"を人々に提供します。数兆ドル規模の市場でビットコインが占める割合はほんの一部です。

同社はビットコインが、
・デジタルゴールド
・モバイル決済プラットフォーム
・ハイパーインフレに悩む国の通貨
として機能することができると語っています。

ビットコインを分散投資のポートフォリオに

ベネズエラのようなハイパーインフレに悩まされている国では、自らの資産を保護し、取引を行うための手段として、ビットコインのような仮想通貨が人気を集めています。法定通貨は国の政策の影響で価値が変動し、暴落してしまう可能性がありますが、ビットコインは世界中のマイナーやノードによって支えられており、一部の国で需要が下がっても、世界全体での需要が残されているため、比較的安定して高い需要を維持することができます。

Grayscaleは、ポートフォリオを多様化することが投資家にとってプラスであると考えており、資産の1〜5%をビットコインとして保有することを推奨しています。これはビットコインは世界中の株式や法定通貨との相関性が低い資産でもあるため、リスクを分散するのに適しているという考え方に基づいたものです。

同社は今後25年間で約68兆ドル(7,150兆円)相当の資産が、ベビーブーマー世代(*1)からX世代(*2)・ミレニアル世代(*3)へと引き継がれていくことになると考えられるものの、若い世代はビットコイン投資に関心を示しているため、将来的にはビットコインの市場規模がさらに成長していくとの考えを示しています。
(*1)ベビーブーマー世代:1946年〜1964年頃までに生まれた世代
(*2)X世代:1960年代初頭・半ば〜1970年代に生まれた世代
(*3)ミレニアル世代:1980年代半〜2003年の間に生まれた世代

>>「Grayscale」が公開したレポートはこちら

ビットコイン(BTC)などの購入は豊富な仮想通貨を取り扱っている仮想通貨取引所Coincheckからどうぞ。

仮想通貨取引所Coincheckの画像 仮想通貨取引所Coincheckの登録ページはこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

Chiliz Exchange「$MENGO・$AVLファントークン」本日午後から取引開始

Chiliz Exchange「$MENGO・$AVLファントークン」本日午後から取引開始

実業家:本田圭佑「ブロックチェーン・ファンド」設立へ|新たなビジネス構想も

実業家:本田圭佑「ブロックチェーン・ファンド」設立へ|新たなビジネス構想も

actcoin:オンラインイベント開催団体に「支援金」提供へ【コロナウイルス対策支援】

actcoin:オンラインイベント開催団体に「支援金」提供へ【コロナウイルス対策支援】

メタ社:メタバース関連製品を体験できる実店舗「Meta Store」開設へ

メタ社:メタバース関連製品を体験できる実店舗「Meta Store」開設へ

カルダノ(ADA)価格「2ドル」突破|地球環境に優しい省エネ通貨としても高評価

カルダノ(ADA)価格「2ドル」突破|地球環境に優しい省エネ通貨としても高評価

カルダノ初の自動車プロジェクト「eTukTuk」が登場|充電ステーションを展開

カルダノ初の自動車プロジェクト「eTukTuk」が登場|充電ステーションを展開

注目度の高い仮想通貨ニュース

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年5月7日〜13日

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年5月7日〜13日

Tether社「ビットコインの定期購入計画」を発表|準備金強化のための投資戦略

Tether社「ビットコインの定期購入計画」を発表|準備金強化のための投資戦略

dHealth Network:ブロックチェーン活用した「臓器ドナーカード」開発へ

dHealth Network:ブロックチェーン活用した「臓器ドナーカード」開発へ

Symbol活用する「Opening Line」AIRファンド・ラックから資金調達を実施

Symbol活用する「Opening Line」AIRファンド・ラックから資金調達を実施

プレセール開催中のアルトシグナルが890,000ドルを調達|ライトコインは半減期を前に価格上昇中

プレセール開催中のアルトシグナルが890,000ドルを調達|ライトコインは半減期を前に価格上昇中

SBI VCトレード:OAS・XDC上場記念「3つのキャンペーン」を同時開催

SBI VCトレード:OAS・XDC上場記念「3つのキャンペーン」を同時開催

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年5月21日〜27日

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年5月21日〜27日

Symbol活用のファイルセキュリティシステム「JUGGLE」リニューアル版の販売開始

Symbol活用のファイルセキュリティシステム「JUGGLE」リニューアル版の販売開始

Atomic Wallet:不正アクセスで一部ユーザーの暗号資産流出か

Atomic Wallet:不正アクセスで一部ユーザーの暗号資産流出か

金持ち父さん著者「不動産大暴落」を予想|リーマン・ショック以上の金融危機が到来?

金持ち父さん著者「不動産大暴落」を予想|リーマン・ショック以上の金融危機が到来?

日本居住者は「Binance.com」を利用できなくなるのか?今後の対応などを調査

日本居住者は「Binance.com」を利用できなくなるのか?今後の対応などを調査

Tether社「ビットコイン・金の保有量」が明らかに|準備資産に関する報告書を公開

Tether社「ビットコイン・金の保有量」が明らかに|準備資産に関する報告書を公開

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

XDC Network(XDC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

XDC Network(XDC)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

PROJECT XENO・GXEとは?基本情報・特徴・取扱う暗号資産取引所などを解説

PROJECT XENO・GXEとは?基本情報・特徴・取扱う暗号資産取引所などを解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

Uniswap(ユニスワップ)とは?特徴や機能をわかりやすく解説

価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など

価格上昇で注目が集まるミームコイン「PEPE」とは?基本情報・特徴など

クリプトGPT(CryptoGPT/GPT)とは?基本情報・特徴などを解説

クリプトGPT(CryptoGPT/GPT)とは?基本情報・特徴などを解説

人気のタグから探す