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ビットコイン「再び急落」の可能性|強気相場突入前に70万円台接触か


ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2019年9月に入ってからはやや回復してきていたものの、ここ最近で再び2度の急落を見せており、記事執筆時点では110万付近で停滞を続けています。このような状況の中で複数のアナリストやトレーダーたちは『ビットコインは7,500ドル(約80万円)付近まで急落する可能性がある』と語っており、本格的な強気相場突入までにはもう少し時間がかかるとの見解を示しています。

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金チャートとの類似性「さらに30%下落」の可能性も?

ビットコイン(BTC)の価格は、先週6日に117万円付近まで回復したものの、その後は2度の急落を見せており、記事執筆時点では「1BTC=1,116,228円」で推移しています。ここ最近では今月2日頃から価格上昇が続いていたことなどから、下落相場の終了を期待する意見も多数出ていましたが、今回の下落によってアナリストたちの下落予想が再び目立ってきています。

過去数回に渡る価格下落では、100万円付近のサポートライン(支持線)が維持されていたため、再度ビットコインで急落が見られたとしても100万円付近で反発する可能性がありますが、一部のアナリストたちは「ビットコインの100万円付近のサポートはやがて破られることになり、7,500ドル(約80万円)付近まで下落する可能性がある」と予想しています。

仮想通貨トレーダーである「il Capo Of Crypto(@CryptoCapo_)」氏は、2019年9月3日のツイートで「2012年〜2013年の金(ゴールド)のチャート」と「過去数カ月間のBTCチャート」を比較した画像を掲載し、それら2つのチャートに類似性があると語っています。

(画像:@CryptoCapo_

この画像は、金とビットコインの両方がRSI(相対力指数)で”買われすぎ”のレベルに達した後に下落していることを示しており、金のチャートでは一定期間横ばいの状態が続いた後にサポートラインを大きく下回るほどの急落が見られています。

同氏はここ最近のビットコインの動きがこの時期の金の動きに類似していることを指摘しており、今後も同様の動きが見られた場合にはビットコイン価格が7,200ドル〜7,500ドル(約77万〜80万円)付近まで下落する可能性があると予想しています。これは現在価格からおよそ30%ほど下落することを意味します。

最も可能性の高いシナリオ「11月に80万円まで急落?」

ビットコイン価格の下落を予想しているアナリストは「il Capo Of Crypto(@CryptoCapo_)」氏だけではありません。仮想通貨アナリストである「Bitcoin 𝕵ack(@BTC_JackSparrow)」氏も同様に『ビットコインが現在のサポートを下回る可能性は高い』と予想しています。

同氏は2019年9月7日のツイートで、今後ビットコイン市場で起こる最も可能性の高いシナリオとして「11月上旬の下落でBTC価格が7,400ドル(約79万円)付近まで下落し、そこからの大きな反発が起こる」との予想を語っています。

(画像:@BTC_JackSparrow

同氏は「11月上旬頃に79万円付近まで急落する」と予想してはいるものの、その後は大きな反発によって10,000ドル(約107万円)を突破し、過去最高値に向かうことになると考えています。

80万円付近までの下落を予想する意見は多いものの、2020年5月頃にはビットコインが半減期を迎える予定となっているため「将来的に上昇する」という意見は依然として変わっていません。著名なアナリストたちも下落の可能性を示唆するコメントを語っていますが、それと同時に80万円付近までの下落は”買いのチャンス”だと語っています。

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