仮想通貨市場「回復」なるか|BTC・XRPなどに上昇傾向【2019年10月7日】
仮想通貨市場では下落傾向が続いていたため「今後もさらに大幅な下落が起こる」といった予想も出ていましたが、ビットコイン(Bitcoin/BTC)やエックスアールピー(XRP)などの仮想通貨では回復傾向が見られ始めています。
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ビットコイン「再び83万円付近で反発」
ビットコイン(BTC)の価格は、本日7日の午前中に83万円付近まで下落しましたが、その後はやや回復傾向が見られ始めており、記事執筆時点では「1BTC=858,307円」で取引されています。
一部のアナリストはビットコイン価格は70万円台まで下落する可能性があると語っていましたが、今回は83万円付近でのサポートラインが維持されています。
2019年9月24日〜2019年10月7日 BTC/JPYの1時間足チャート(画像:bitbank)
現時点ではレジスタンスライン(抵抗線)を超え切れていないため、再び下落する可能性もあると予想されますが、このラインを超えることができれば、再び大幅な上昇が見られると予想されます。
ビットコイン価格に関しては、まだ価格が下落傾向にあった今月3日の時点で、著名なアナリストであるPlanB氏が『ビットコインは新たな上昇段階に突入した』と語っており、今後6〜12ヶ月間の価格上昇を示唆しているため、これからの動きにも注目が集まります。
XRP価格は「29円台」まで大幅上昇
主要な仮想通貨の中で最も価格が上昇しているのはエックスアーピー(XRP)であり、ビットコインなどよりも早い本日12時頃から大幅な上昇が見られています。その後18時頃までは一時的に28円台で停滞していたものの、それ以降は再び大幅な上昇が見られており、記事執筆時点の価格は「1XRP=29.07円」となっています。
XRPはその他の仮想通貨と比べると急速に価格が上昇する傾向があるため、これまでの抵抗線を短期間で突破する可能性もあると予想されます。
2019年9月16日〜2019年10月7日 XRP/JPYの1時間足チャート(画像:bitbank)
XRPの価格に関しては「Ripple社の活動が原因で下落している」といった意見も出ていましたが、Ripple社はその後もXRPエコシステム拡大のための取り組みを続けており、最近ではRipple社の投資部門が仮想通貨ATMを展開している「Coinme(コインミー)」に投資したことや、大手ブロックチェーン決済プロバイダーである「BitPay(ビットペイ)」が2019年末までにXRPをサポートすることなどが発表されています。
XRP価格は先月半ば頃から大幅な上昇が見られ始めているため、今後の動きにも期待が高まります。
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