NBAバスケットボールチームである「Sacramento Kings(サクラメントキングス)」は2019年10月7日、ブロックチェーンチケットプラットフォームを展開する「Blockparty(ブロックパーティ)」と提携して、予測ゲームアプリ「Call the Shot(コール・ザ・ショット)」に報酬機能を追加することを発表しました。サクラメントキングスはイーサリアム(Ethereum/ETH)ベースの「Kings Token」を発行する予定だと伝えられています。
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ブロックチェーンゲーム「報酬機能」を追加
Sacramento Kings(サクラメントキングス)は、Blockparty(ブロックパーティ)と協力して”NBA初”となるブロックチェーン技術を活用した報酬プログラムを発表しました。サクラメントキングスは、2019-2020年シーズンに間に合うようにNBAの予測ゲームアプリ「Call the Shot(コール・ザ・ショット)」に報酬機能を追加する予定です。
同チームは、イーサリアム(Ethereum/ETH)ベースのERC-20トークンである「Kings Token」を2019年10月25日に公開する予定であり、このトークンが報酬として付与されると報じられています。
Blockpartyはブロックチェーン技術を使用してKingsファンのエンゲージメントを追跡し、それぞれのファンの「Sacramento Kings + Golden 1 Center」アプリ内のウォレットにポイントを付与する予定です。アプリ内で「Call the Shot」のゲームを使用しているファンの人々は、これらのポイントに基づいて報酬を獲得できるようになっています。
報酬プログラムへの登録は無料で行うことができ、受け取った報酬は「サイン入り商品」や「コートサイドチケット」などのユニークな賞品と交換することができます。しかし、この報酬は譲渡することはできないようになっており、金銭的な価値はないとも説明されています。
サクラメントキングスは早い時期から仮想通貨を受け入れているチームの1つであり、2014年には仮想通貨決済プロバイダーであるBitPayと提携してビットコイン決済を導入しています。さらに同チームは、太陽光発電を用いたイーサリアムのマイニングも行なっており、マイニングによって得られた利益を技術教育プログラムの奨学金などに提供しています。
仮想通貨関連のプロジェクトを続々と発表する「Sacramento Kings」の取り組みには今後も注目です。
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