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イーサリアムは「証券・商品」どちらに該当する?CFTC新会長が個人の見解示す


米国商品先物取引委員会(CFTC)の第14代会長であるHeath Tarbert(ヒース・ターバート)氏は「Yahoo Finance」が開催したサミットの中で「仮想通貨イーサリアム(Ethereum/ETH)はコモディティ(商品)である」と考えていること明らかにしました。

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ETHはコモディティ「将来的にはデリバティブ商品も」

米国商品先物取引委員会(CFTC)は、ビットコインに関しては「コモディティ(商品)である」との見解を示していましたが、イーサリアムに関しては明確な判断を説明していませんでした。しかし、CFTCの新しい会長であるHeath Tarbert(ヒース・ターバート)氏は、先日10日に開催された「Yahoo Finance」のサミットの中で自分自身は”イーサリアムは商品である”と考えていることを語ったと報じられています。

私たちはビットコインに関しては明確に商品だという判断を下していましたが、イーサリアムに関しては今まで何も言ってきませんでした。CFTC会長である私の見解としてはイーサリアムはコモディティです。

また、ターバート氏は「イーサリアムをCFTCの監督下に置き、近い将来に米国でETHのデリバティブ商品(金融派生商品)を取引できるようにしたい」と語ったとも報じられています。

同氏は、これまでの技術革新を米国が主導してきたように”デジタル資産”の分野でも米国がリーダーシップをとることが重要だと強調しており、「新しいCFTC会長として米国がこの分野を主導していくことを望んでいる」と述べています。

この他にもターバート氏、ビットコインキャッシュ(BCH)イーサリアムクラシック(ETC)のようなハードフォークによって誕生した仮想通貨も分裂前の仮想通貨と同じような扱いを受けるべきだとの考えを語っています。

>>「Yahoo Finance」の報道はこちら

2019年10月11日|イーサリアム(Ethereum/ETH)の価格

イーサリアム(Ethereum/ETH)の価格は、本日11日の午後2時頃に21,000円近くまで回復したものの、その後はすぐに急落しており、記事執筆時点では「1ETH=20,244円」で取引されています。

2019年10月4日〜2019年10月11日 ETHのチャート(引用:coingecko.com)

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