メッセージアプリ「カカオトーク」を展開していることでも知られる韓国の大手企業「Kakao(カカオ)」は、2019年10月25日に独自ブロックチェーン「Klaytn(クレイトン)」に大手仮想通貨取引所「OKEx」などを含む複数の事業者がパートナーとして参加することになったと発表しました。
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「OKEx・UPbit・OpenSea」など多数の企業が参加
Klaytn(クレイトン)は2019年10月25日の発表で、仮想通貨取引所・ウォレット事業者・DAppsリスティングサイトなどといった多数の企業が同社のパートナーとして参加したことを発表しました。この企業の中には、大手仮想通貨取引所である「OKEx」や「UPbit」なども含まれており、ウォレット事業者の中には「Huobi Wallet」なども含まれています。
提携企業の中には、ユーザーがブロックチェーン基盤のグッズやゲームアイテム、その他のデジタル資産を売買することができるデジタル資産プラットフォーム「OpenSea(オープンシー)」も含まれています。「OpenSea」がパートナーとしてクレイトンに参加したことによって、Klaytn関連のアプリ内でアイテムや資産を保有しているユーザーは「OpenSea」を介してそれらの資産を取引することができるようになると説明されています。
またウォレット関連事業者のサービスでは、Klaytnの独自通貨である「Klay(クレイ)」やKlaytn関連のトークンを保管することができるようになります。
Klaytnはここ最近で急速にネットワークを拡大しており、今月22日には大手仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」が参加したことも発表されています。Klaytnのサービスは非常に幅広い分野にわたるため、ユーザーにとっても魅力的なサービスになると期待されます。