完全分散型のネットワーク実現に向けて開発を進めているカルダノ(Cardano/ADA)は、その目標に向かって着実に成長を続けています。最近の報告では、Shelley(シェリー)のテストネットで登録されたステーキングプール(ステークプール)の数はわずか2日間で100を突破したと報告されています。
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カルダノ「完全な分散型ネットワーク実現」に前進
カルダノプロジェクトは現在、”完全な分散型ネットワーク”の実現に向けた「Shelley(シェリー)」の開発段階に突入しています。仮想通貨プロジェクトにおいて”ネットワークの分散化”は非常に重要な項目の一つですが、カルダノは分散化への道を着実に進んでいるようです。
TwitterユーザーであるStake Nuts氏によると、シェリーテストネットに登録されたステーキングプールの数は、2019年11月9日〜10日までのわずか2日間で100を超えたと報告されています。
カルダノシェリーテストネットには、インセンティブが導入されていないにも関わらず2日間で100を超えるステーキングプールが登録されました。
ステーキングプール(ステークプール)とは、一般の個人投資家などがステーキングに参加する際の”委任先”となる存在のことであり、カルダノネットワークの運営を支える重要な存在の一つでもあります。
ステークプールは常にオンラインでいることができない人々にもステーキングに参加する機会を与え、報酬を提供するための重要な役割を担っていますが、登録されているステークプールの総数が少なかった場合には「結果的にほぼ中央集権的にネットワークが運営されている」という事態になってしまうため、ステークプールの登録数は”ネットワークの分散化”において非常に重要です。
今回Stake Nuts氏が報告したデータでは、このステークプールの登録数がわずか2日間で100を突破したことが報告されているため、Cardanoネットワークは分散化に向けて着実に成長しているのだと考えられます。この数字は”テストネット”での登録数となっているため、実際には「メインネット公開後のステークプール数」が重要になりますが、この調子でステークプールの登録数が増加すれば、カルダノは”完全な分散型ネットワーク”を実現することができると期待されます。
2019年11月17日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は2019年10月24日頃から徐々に回復してきており、2019年11月17日時点では「1ADA=4.79円」で取引されています。
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