仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)は、2019年11月21日にインドのビットコイン交換所「WazirX」を買収したことを発表しました。これにより、インドの人々は2019年11月25日から販売所形式でインドルピー(INR)と仮想通貨を売買できるようになります。
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インドルピー(INR)と仮想通貨の売買が可能に
BINANCE(バイナンス)は、2019年11月21日に『インドの主要なデジタル資産プラットフォーム「WazirX」を買収した』と発表しました。これにより、インドに住む約10億人の人々は2019年11月25日からバイナンスの販売所を介して法定通貨インドルピー(INR)と仮想通貨の売買を行うことができるようになります。
また、2020年第1四半期には「WazirX」の自動マッチングエンジンが「Binance Fiat Gateway」プラットフォームに統合されるため、インドルピーでテザー(Tether/USDT)を購入することができるようになるとのことです。
BINANCEは世界中に存在する180種類すべての法定通貨をサポートする予定であることを明らかにしていますが、インドは仮想通貨規制などの影響によって取引所の閉鎖が相次いでいるため、インド向けにサービスを提供することには大きな意義があると言えます。
バイナンスのCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は『インドは新しい金融技術を採用し、構築するための優位性を有しているため、今回のような取り組みはインドを”世界的なブロックチェーンイノベーションセンター”にし、国内の人々に仮想通貨の導入を促す重要な役割を果たすと考えている』と語っています。
最近の報道では「BINANCE」は2020年にオーストラリアで新しい仮想通貨取引所「Binance Australia」を立ち上げることを計画しているとも伝えられています。