仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」は、2019年12月3日に分散型アプリケーション(DApps)向けの情報・分析プラットフォーム「DappReview」を買収したと発表しました。「DappReview」は買収後も独立して技術開発を進めるとのことで、バイナンスは技術開発以外の分野で同社をサポートしていくと説明されています。
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DappReviewの「マーケティング・事業開発」を支援
DappReviewは、合計13のパブリックブロックチェーン上に構築された3,900種類以上の分散型アプリケーション(DApps)のデータ分析や情報提供を行っている世界有数のプラットフォームです。
DAppsに関する様々な情報を提供している同プラットフォームは、毎月世界120カ国に住む300,000人以上の人々に利用されているため、ブロックチェーン開発者が自ら開発したDAppを世界中のユーザーに紹介するためのプラットフォームとしても利用されています。
BINANCE(バイナンス)は、今回の買収を通じて「DappReview」を支援し、DAppsエコシステムをさらに発展させ、ブロックチェーンの採用を促進すると説明しています。
今回の買収後も「DappReview」は独立して技術開発と運用を行っていくとのことで、BINANCEはマーケティングや事業開発を含む”技術的な分野以外”でのサポートを行うとのことです。また、2020年第1四半期には「DappReview」が新しい製品をリリースするとも発表されています。
DappReviewの創設者であるVincent Niu氏は、BINANCEの開発者ネットワークである「Binance X」や「Binance Launchpad」と連携することによって、「DappReview」はより才能のあるDApp開発者を招き入れ、有望なDAppsプロジェクトを支援することができるようになり、バイナンスの公式ウォレットである「Trust Wallet」や調査機関である「Binance Research」との相乗効果をもたらすことができると述べています。
今回の買収によって、BINANCEとDAppsの結びつきはさらに強固なものになっていくと予想されるため、BINANCEのDApps関連の取り組みにはさらに注目が集まります。
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