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ビットコイン流通量の70%「6ヶ月以上移動されず」半減期までガチホコースか


ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は2019年6月頃から下落傾向が続いていますが、BTC投資家の多くは「ビットコイン価格が再び回復すること」を信じ続けているようです。著名投資家であるAlistair Milne(アリスター・ミルン)氏によると『現在流通しているビットコインの約70%は6ヶ月以上移動されていない』と報告されています。

こちらから読む:著名トレーダーはさらなる下落を予想「ビットコイン」関連ニュース

半減期後の価格上昇に期待感?

ビットコイン(BTC)の価格は2019年6月に150万円付近まで回復したものの、その後は下落傾向が続いているため、2019年はこのまま終了することになると考えられていますが、ビットコイン投資家たちは依然としてさらなる価格上昇を信じ続けているようです。

仮想通貨を含めた様々なデジタル資産に投資している「Altana Digital Currency Fund」の著名投資家Alistair Milne(アリスター・ミルン)氏は、2019年12月28日のツイートで『現在流通している約1,812万BTCのうち約70%は6ヶ月以上移動されていない』と報告しています。


すべてのビットコインの約70%は6ヶ月以上移動されていません。

最後にそのような動きが見られたのは、2016年の半減期近くです。

半減期が訪れると、マイニングによって新しく発行されるビットコインの数量が半分に減少するため、需要と供給のバランスに変化が生じ、価格上昇につながることが一般的に認知されています。

ビットコインの次の半減期は2020年5月頃に訪れる予定となっているため、“6ヶ月以上移動されていない”と報告されているこれらのビットコインを保有している人々は半減期後の価格上昇を信じていると考えられます。

今から6ヶ月前はビットコイン価格が150万円に到達した時期と重なるため、これらのBTC保有者の中には損失を抱えている人も含まれていると考えられますが、少なくともこれらの人々は過去6ヶ月間の下落にも関わらず強気を維持しているようです。

2018年11月頃まで維持されていた70万円付近のサポートラインは、今年5月に突破して以降は維持されているため、今回のデータも踏まえて考えると、現在のビットコインで重要視されているサポートラインは70万円付近であると考えられます。

このラインを下回った場合には再び40万円付近まで下落する可能性が現実的になり、さらなる長期的な下落を引き起こす危険性がありますが、70万円付近のサポートラインは今年11月から2回に渡って維持されており、現在はやや回復する兆しも見え始めているため、2020年初頭から再び価格上昇が始まる可能性もあると予想されます。

半減期後のビットコイン価格予想では「1BTC=1,000万円」を超えるとの予想が多く語られているため、今後の動きには注目が集まります。

2019年12月30日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月25日に70万円付近まで下落して以降は80万円前後での推移を続けており、2019年12月30日時点では「1BTC=811,077円」で取引されています。

2019年10月31日〜2019年12月30日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

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