動画配信サービスDLive「Tronブロックチェーン」への移行を発表


ブロックチェーンベースのコンテンツ共有プラットフォームである「Dlive」は、2019年12月30日に「BitTorrent」のエコシステムに参加し、TRONブロックチェーンへの移行を開始すると発表しました。

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「BitTorrent」チームと協力してサービスを強化

DLiveは元々、Steem(スチーム)のブロックチェーン上で公開され、Linoブロックチェーンへと移行してサービスを提供していましたが、先日30日には「BitTorrent」のエコシステムに参加し、TRONブロックチェーンへの移行を開始するということが発表されました。

「BitTorrent」と「DLive」の開発チームは、協力して製品とサービスを強化していくと説明されており、2019年初頭に「BitTorrent」によって公開されたライブストリーミングプラットフォーム「BLive」は、DLiveのプラットフォームに統合され、BLiveの開発チームはDLiveの開発チームに参加するとされています。

DLiveは分散型ファイル共有・ストレージシステムである「BitTorrent File-Sharing System(BTFS)」を活用して、DLiveに存在するすべてのコンテンツを分散化していくとのことです。

コンテンツクリエイターがより多くの収入を得ることができるようにするための様々なサービスを取り入れている「DLive」は急速に利用者を増やしており、今年4月にはYouTube(ユーチューブ)のチャンネル登録者数で世界一の人数を誇る「PewDiePie(ピューディパイ)」も「DLive」への移行を発表し、そのサービスを称賛しています。

「DLive」では、動画の視聴者が投票・ギフト・寄付を通じて仮想通貨をコンテンツクリエイターに提供できる仕組みが採用されているため、動画投稿者はより効率的に収益化を図ることができるようになっています。

YouTubeでは、運営側のミスによって「仮想通貨関連の動画が削除される」などの問題が発生しているため、仮想通貨コミュニティからは批判の声が相次いでいますが、その一方では「DLive」のような新しい動画配信プラットフォームが注目を集めており、現在の月間アクティブユーザーは500万人以上にまで増加していると報告されているため、今後はさらに利用者が増加していくことになると予想されます。

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