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Cardano財団:ADA建て金融商品展開に向け「GenTwo AG」と協力


カルダノ財団(Cardano Foundation)の会長であるNathan Kaiser(ネイサン・カイザー)氏は、2020年1月23日にスイス・チューリッヒに拠点を置く金融機関「GenTwo AG」と協力して”新たな金融商品”を展開していく計画を明らかにしました。

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「ADA建てストラクチャード・ファイナンス製品」提供へ

「カルダノ財団(Cardano Foundation)」と「GenTwo AG」は、スイスで開催された世界経済フォーラム(WEF)で話し合いを行い、Cardanoの技術に基づいた基本的なインフラストラクチャを作成して、新しい金融商品を市場に投入していく目的で協力していくことを決定したと伝えられています。

先日23日にYouTubeに投稿された動画の中でNathan Kaiser(ネイサン・カイザー)氏は次のように語っています。

カルダノは”ADA建てのストラクチャード・ファイナンス製品(*1)”提供に向けた第一歩を踏み出しました。可能性のある証券化の仕組みについて「GenTwo」と話し合いを行なった結果、”将来展開されるADA関連製品のための基礎構造を構築する”という結論に至りました。
(*1)ストラクチャード・ファイナンス:証券化などの仕組みを利用して資金調達を行う手法のこと。

カルダノ財団が協力する「GenTwo AG」とは

「GenTwo AG」は、新しいアプローチを取ることによって従来の金融商品の問題点を解決するための取り組みを行なっている企業であり、銀行の資産を含めた様々な資産を証券化しつつ、発行者が最小限の価格・リスクでそれらの証券を発行できる環境を構築しています。

「カルダノ財団」と「GenTwo AG」が行なっていく今後の取り組みの具体的な内容などについては明らかにされていないものの、「GenTwo」との協力によって今後はCardanoの技術を活用した金融関連商品が展開されていくことになると期待されます。

Cardanoはここ数ヶ月間で様々な業界に進出しており、昨年10月に世界的に有名なシューズメーカーである「New Balance(ニューバランス)」と協力して”真贋判定用システム”のテストを開始したことが発表されているほか、Cardanoの公式商業化部門である「EMURGO(エマーゴ)」の取り組みによって、ゲーム業界でCardanoの技術を導入していくことなども発表されています。

>>「GenTwo AG」の公式サイトはこちら

2020年1月27日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格

カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先月18日に3.43円近くまで下落したものの、その後は順調に回復してきており、2020年1月27日時点では「1ADA=4.89円」で取引されています。

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2019年11月28日〜2020年1月27日 ADAのチャート(引用:coingecko.com)