ライトコイン財団(Litecoin Foundation)は2020年2月28日に韓国の仮想通貨関連企業「MeconCash」と提携し、同社が提供している「M.Payプラットフォーム」にライトコインを統合したと発表しました。これにより韓国にある13,000台以上の仮想通貨ATMでLTCを韓国ウォン(KRW)に交換することができるようになります。
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仮想通貨ATM「13,000台以上」にLTC統合
ライトコイン財団(Litecoin Foundation)が提携を結んだ「MeconCash」は、支払い・報酬・取引に使用される仮想通貨プラットフォームであり、同社が提供している「M.Payプラットフォーム」は韓国にある13,000台以上の仮想通貨ATMで活用されています。
今回の提携によって「M.Payプラットフォーム」にライトコイン(LTC)が統合されるため、韓国にある13,000台以上の仮想通貨ATMでライトコインを韓国ウォン(KRW)に交換して引き出すことができるようになります。
さらに、ライトコイン保有者はMeconCashが提供しているオンラインショップ「MeconMall」で商品を購入したり、M.Payプラットフォームを利用して報酬を得るモバイルゲームの支払いを行うこともできるとも説明されています。
韓国市場でのライトコイン普及に向けた大きな一歩
ライトコインの創設者でありながらライトコイン財団のマネージングディレクターでもあるCharlie Lee(チャーリー・リー)氏は『今回の提携は韓国市場でライトコインの普及を促進するための大きな一歩である』と述べています。
「M.Payプラットフォーム」や「ATMの大規模ネットワーク」にライトコインを統合することは、韓国市場でライトコインの影響力を拡大するための大きな一歩です。成長を続けているMeconCashのプラットフォームにライトコインを統合できることを大変嬉しく思います。
Litecoin財団のディレクターであるAlan Austin氏は『韓国では毎年数十億もの送金が行われているため、送金速度・セキュリテイ・取引手数料の面で優れた機能性を持つライトコインは従来の送金方法と比べて大きなメリットを提供することができる』と説明しています。
韓国では若い世代を中心に仮想通貨が広く普及しているため、同国の仮想通貨ATMにLTCが統合されることによって、ライトコインの利用者が増加し、流動性の向上にも繋がると期待されます。ライトコイン財団はこれまでにも「サンディエゴ国際映画祭」やアメフトチーム「Miami Dolphins」などといった様々な分野で提携を拡大してきているため、将来的にはLTCが世界中で広く利用されていくことになると期待されます。
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