仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」は、2020年2月28日に同社が提供している仮想通貨のピアツーピア(P2P)取引サービスがウェブサイトでも利用できるようになったことを発表しました。同社はP2P取引サービスを2020年末までに30カ国以上で提供することを予定しています。
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Binance P2P:2020年末までには「30カ国以上」で展開
BINANCE(バイナンス)は2019年10月からモバイル版アプリで「仮想通貨のP2P取引サービス」を提供していましたが、2020年2月28日には同サービスがウェブサイトでもサポートされたことが発表されました。
バイナンスが提供しているP2P取引サービスは記事執筆時点で「人民元(CNY)、ベトナムドン(VND)、ロシアルーブル(RUB)」の3通貨に対応しており、取引できる仮想通貨は以下の5銘柄、取引手数料は無料となっています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・バイナンスコイン(BinanceCoin/BNB)
・テザー(Tether/USDT)
・バイナンスUSD(BinanceUSD/BUSD)
今回の発表によると「Binance P2P」ではサービス公開後5ヶ月で合計3億ドル(約324億円)以上もの取引が行われていると報告されています。
BINANCEのCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は『2020年末までに30カ国以上のユーザーにP2P取引サービスを提供する予定』だと語っているため、今後は対応する法定通貨の種類もさらに増えていくことになると期待されます。