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eスポーツ専用VR施設「V-RAGE」公開へ|バーチャル空間で試合観戦が可能に


国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」を運営している「CyberZ、エイベックス・エンタテインメント、テレビ朝日」の3社は、VR(仮想現実)の技術を通じてeスポーツ観戦やイベント体験ができるeスポーツ専用VR施設「V-RAGE(ブイレイジ)」のベータ版をオープンすると共に、「RAGE Shadowverse 2020 Spring GRAND FINALS powered by SHARP」を2020年3月15日に開催することを発表しました。

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eスポーツ専用VR施設「V-RAGE」とは

(画像:CyberZ)

「V-RAGE」とは、国内最大級のeスポーツイベント「RAGE」が運営するeスポーツ大会を観戦したり、イベント参加体験ができる”eスポーツ専用VR施設”です。従来のeスポーツ大会はオフラインで開催されていましたが「V-RAGE」を活用すれば”バーチャル空間”でeスポーツ大会を開催することができるようになります。

このeスポーツ専用VR施設には「クラスター社」が提供している”バーチャルイベントプラットフォーム”が活用されており、ユーザーはスマートフォンやPCから「V-RAGE」へとアクセスするだけで、eスポーツを観戦したり、イベントに参加することができるようになります。

オンライン動画配信サービスなどを通じて会場の動画を配信するサービスはこれまでにも数多く存在していましたが「V-RAGE」は仮想現実(VR)に対応しているため、観戦者の人々はVRデバイスを使用することによって「実際に会場に訪れたかのような臨場感」や「VRならではの新しい体験」を得ることができるようになっています。

「V-RAGE」会場の外観

「V-RAGE」スタジアム

「V-RAGE」ロビー

さらにV-RAGEでは「試合の勝敗に連動してスタジアム内のカラーが変わる」「会場内に花火が打ち上がる」などといったバーチャル空間ならではの演出も提供される予定となっており、それらの演出はスタジアム内の好きな場所に移動して観戦できるようになっています。

「V-RAGE」内では、友人と一緒にチャットで会話したりすることもできるため、遠く離れた場所から気軽にバーチャル会場へとアクセスし、これまでには体験できなかった全く新しい空間でeスポーツを観戦することができます。

「RAGE Shadowverse 2020 Spring」をVR空間で

今回の発表では”新型コロナウイルス”の感染拡大を防止するために、2020年3月15日に「ベルサール渋谷ガーデン」で開催される予定となっていた「RAGE Shadowverse 2020 Spring GRAND FINALS powered by SHARP」の会場を変更し、”無観戦試合”として開催することになったことも発表されています。

また「V-RAGE」のオープンを記念したVRイベントも同日に開催されることになっており、M-1グランプリ2019王者である「ミルクボーイ」の”VR漫才”も披露されることになっています。

「RAGE Shadowverse 2020 Spring GRAND FINALS powered by SHARP」×「V-RAGE」イベントの概要は以下の通りです。

「V-RAGE」オープン記念イベントの概要

【開催日時】
・2020年3月15日(日)
・開場11時00分
・開演12時00分
・終演22時00分(予定)
【ゲームタイトル】
・Shadowverse(株式会社Cygames)
【イベントサイト】
https://rage-esports.jp/shadowverse/2020spring/gf
【タイムテーブル】
・17時15分~:M-1グランプリ2019王者「ミルクボーイ」によるVR漫才
・17時30分~:Shadowverseのゲーム実況で人気のストリーマー「もこう・つるおか(かものはし)」によるサブチャンネル・VR配信

「V-RAGE」オープン記念イベントの参加方法

「V-RAGE」オープン記念イベントの参加(ログイン)方法は「スマートフォン・PC・VR専用機器」の3種類から選択することができます。イベントはバーチャル空間上で開催されるため、専用アプリなどをダウンロードすることによって自宅などから気軽に参加することができます。各端末での参加方法は以下の通りです(当日11時から入場可能)。

【スマートフォンの場合】
AppStore」または「GooglePLAY」から専用アプリをダウンロード

【PCの場合】
cluster(*1)」をインストール

(*1)cluster(クラスター):スマートフォン・PC・VR機器などといった様々な環境からバーチャル空間に遊びにいくことができるマルチプラットフォーム対応のバーチャルSNS

【VR専用機器の場合】
「cluster」と「SteamVR」をインストール
※対応VRデバイス:Oculus Rift、Oculus Rift S、HTC VIVE、HTC VIVE Pro

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