イーサリアム(Ethereum/ETH)関連のブロックチェーンゲームを開発している「Horizon Blockchain Games(ホライゾン・ブロックチェーンゲームズ)」が、新しいブロックチェーンカードゲーム「SkyWeaver(スカイウィーバー)」を開発するための資金として、500万ドル(約5億円)を調達したことが「TechCrunch」の報道で明らかになりました。
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「Horizon Blockchain Games」とは
Horizon Blockchain Games(ホライゾン・ブロックチェーンゲームズ)は、カナダ・オンタリオ州に本社を構えるブロックチェーンゲーム開発企業であり、現在はイーサリアムのブロックチェーン技術を用いたブロックチェーンカードゲーム「SkyWeaver(スカイウィーバー)」の開発を進めています。
SkyWeaver(スカイウィーバー)は「Windows、macOS、Linux、iOS、Android」に対応した無料のブロックチェーンゲームとなっており、昨年は海外だけでなく日本国内でも話題となっていました。
スカイウィーバーのプレイヤーは自分の資産として保有することができるカードを集めて他のプレイヤーとバトルを行います。カードの種類は全部で500種類あり、これらのカードはゲーム内で獲得・購入したり、他のプレイヤーと交換できるようになっています。
「Horizon Blockchain Games」は、ゲーム開発と並行して「Arcadeum」と呼ばれるプラットフォームの開発も進めています。このプラットフォームはゲーム内アイテムを保管する際のウォレットとして機能するため「SkyWeaver」で獲得したカードも「Arcadeum」上で管理することができます。
「Arcadeum」はイーサリアムのブロックチェーン技術を用いてオープンソースプロジェクトとして開発が進められているため、将来的にはその他の開発者も「Arcadeum」のプラットフォームを構築できるようになるとのことです。
2020年中には「公開テスト開始」を予定
Horizon Blockchain Gamesは、昨年行われた資金調達ラウンドで375万ドル(約3.8億円)の資金を調達したものの、今回の資金調達では新たに500万ドル(約5億円)の資金を調達したと報告されています。
同社を支援している企業の中には「ConsenSys、Golden Ventures、DCG、Polychain、CMT Digital、Regah Ventures」などが含まれているとのことです。
「SkyWeaver」は昨年7月時点でプライベートベータ版が公開されており、12,000人がテストプレイに参加、92,000人が待機リストに登録を行なっていると報告されています。同社は2020年中に「SkyWeaver」の公開テストを開始することを目標にしているため、今後のゲームリリースには注目が集まります。
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