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人気アニメ「ドロヘドロ」のブロックチェーン証明書付きアート作品が登場:BlockPunk


ブロックチェーン技術を活用したアニメ関連作品の売買プラットフォーム「blockpunk.net」を運営しているスタートアップ企業「BlockPunk(ブロックパンク)」は、2020年3月23日に人気のテレビアニメ「ドロヘドロ」のスマートアートプリントの予約販売を開始しました。

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BlockPunk(ブロックパンク)とは

BlockPunk(ブロックパンク)はシンガポールと東京を拠点とするスタートアップ企業であり、ブロックチェーンなどの最先端テクノロジーを活用することによってアニメ商品を販売する際の非効率さを解決することを目指した取り組みを行っています。

同社が運営している「blockpunk.net」は、クリエイターが「ブロックチェーン」と「プリントオンデマンド(*1)」を用いて自分だけのオンデマンドグッズを制作し、正規品として全世界へ販売することができるプラットフォームとなっており、様々なアニメ関連商品が出品されています。

(*1)プリントオンデマンド:少数の印刷物を必要に応じて迅速に印刷するサービスのこと

「blockpunk.net」で販売されている全てのグッズには情報改ざんが極めて難しいブロックチェーン上に情報が記録された”デジタル証明書”が付属しているため、クリエイターやグッズ購入者は「自分のグッズが海賊版ではなく正規品であること」を証明することができるようになっており、商品によってはグッズ購入者限定のデジタル特典品にもアクセスすることができるようになっています。

人気テレビアニメ「ドロヘドロ」の作品が予約可能に

BlockPunk(ブロックパンク)の広報活動を担当している「パンクメディア株式会社」は2020年3月23日に、「いぬやしき・ゾンビランドサガ・BANANA FISH・賭ケグルイ」などといった人気作品を手がけるアニメ制作会社「MAPPA」の代表作「ドロヘドロ」の”スマートアートプリント”が「blockpunk.net」で予約できるようになったことを発表しました。

“スマートアートプリント”とは、ブロックチェーン上に所有権を記録することができるアート作品のことであり、作品の所有者は商品に搭載されたNFCチップやQRコードをスキャンすることによってブロックチェーン上に保存された”デジタル証明書”を確認することができるようになっています。

今回予約販売が開始された「ドロヘドロ」の作品は、同作のキャラクターデザイナーである岸友洋氏が手掛けた”限定デザイン”となっており、スマートアートプリントは「BlockPunk」が出資を受けている「大日本印刷株式会社(DNP)」によって日本国内でオンデマンド製造されると説明されています。

また、スマートアートプリントを購入した方には、同デザインのデジタルデータである”クリプトアート”もプレゼントされることになっており、各クリプトアートにも”デジタル証明書”が付与されていると説明されています。これまでのアート作品は複製することが容易であったため偽造品なども数多く作成されていましたが、ブロックチェーン技術を用いた”デジタル証明書”を発行することによってデジタル作品にも希少性を持たせ、物理的な商品と同じように取引できるようになると期待されます。

「ドロヘドロ」のスマートアートプリントは、2020年3月23日〜2020年5月23日の期間にかけて予約受付が行われており、商品の発送は2020年5月中旬頃から順次行う予定だとされています。商品の詳細は以下の公式サイトをご覧ください。
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