アメリカの大手資産運用会社「Morgan Creek Capital(モーガン・クリーク・キャピタル)」の最高経営責任者であるMark Yusko(マーク・ユスコ)氏は、先日行われたインタビューの中で『ビットコイン(BTC)の価格は2021年〜2022年のある時点で10万ドル(約1,060万円)を超える可能性がある』との考えを語りました。しかし同氏は『半減期直後には短期的な下落が起こる可能性がある』とも警告しています。
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BTC価格「2021年末までに1,000万円超え」の可能性
Mark Yusko(マーク・ユスコ)氏は、2020年5月6日に公開されたYouTubeチャンネル「Altcoin Buzz」とのインタビューの中で、ビットコイン価格は2020年〜2021年末までのある時点で10万ドル(約1,060万円)を超える可能性があるとの考えを語りました。
同氏は「ビットコインのネットワークが拡大していること」や「BTC保有者が増加していること」などを理由にビットコインの将来に対して強い期待感を示しており、今後の価格上昇についても『この価格上場は自分の人生の中で最も大きな富を生む機会になるだろう』と語っています。
マーク・ユスコ氏は以前から『ビットコインの時価総額が金と同じレベルに達した場合には1BTCの価格が4,000万〜5,000万円になる』との考えを語っていましたが、今回のインタビューではこの予想について『ビットコインがこの価格に到達するまでには約7〜10年の期間がかかるだろう』と予想しています。
半減期直後の「短期的な下落」について警告
ビットコインは2020年5月12日頃に”価格上昇につながる重要要素の1つ”として考えられている「半減期」を控えているため、2020年3月13日以降は価格上昇が続いていますが、マーク・ユスコ氏は『半減期直後にBTC価格が魔法のように上昇することはない』と警告しています。
同氏は”噂で買って、事実で売る”という投資家の手法によって「半減期直後には短期的な下落が起こる可能性がある」と予想しており『過去の半減期でも同様の期待があったものの実際にはそのような上昇は起こっていないため、実際には半減期後にBTC価格が下落することになるだろう』と語っています。
ただし、半減後の動きに関しては”徐々に上昇していく”と予想されており、長期的にみた今後と動きとしては「BTC価格は半減期後に短期的に下落するものの、その後はゆっくりと着実に上昇し、12〜18ヶ月後には過去最高値を更新する」と予想されています。
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2020年5月8日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(BTC)の価格は2020年3月13日に40万円台まで下落して以降は徐々に回復してきており、先日7日には再び100万円を突破しました。その後は100万円付近での停滞が続いており、2020年5月8日時点では「1BTC=1,053,811円」で取引されています。
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