カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の開発者であるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、2020年5月7日にYouTube上で公開した動画の中で『将来的にはアフリカ大陸で汎用的な新しい通貨が誕生するだろう』と予想した上で、その通貨がカルダノエコシステム上に構築される可能性があることを語りました。
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将来開発される「アフリカ通貨」を視野に
Charles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、2020年5月7日にYouTube上で公開した動画の中で「Cardanoの技術採用」や「ブロックチェーン技術の重要性」などについて語り、カルダノの技術が世界に真の価値を提供していることを説明しました。
同氏はカルダノプロジェクトが「発展途上国の人々を貧困から救うための新しい金融システムを構築すること」に焦点を当てていることを語っており、銀行口座を持たない人が非常に多く存在していることで知られるアフリカ地域をターゲットにしていると述べています。
ホスキンソン氏はアフリカの将来について『欧州連合でユーロが使用されているように、今後30年以内には”汎用的なアフリカ通貨”が誕生するだろう』との予想を語り、その通貨が”仮想通貨”になる可能性があると付け加えました。
カルダノのプロジェクトチームは以前からアフリカ大陸に焦点を当てて様々なプロジェクトに取り組んでいますが、ホスキンソン氏はこの”汎用的なアフリカ通貨”について、カルダノチームが早い時期に参入できれば汎用的なアフリカ通貨が”カルダノエコシステム上”で構築される可能性があるとも語っています。
高性能ネットワークの構築に向けて
ホスキンソン氏はこの他にも、カルダノチームが何百万人もの人々が取引を行うことができるような高性能なネットワークを開発するために取り組んでいることも説明しています。実際に今年3月に発表されたスケーリングソリューション「Hydra(ヒドラ)」は”理論的には1秒あたり100万件のトランザクションを処理することができる”と伝えられていました。
アフリカ地域に住む数十億人の人々が日常的に使用するデジタル通貨を支えるためには膨大な量の取引にも対応できる高性能な基盤システムが必要不可欠となりますが、カルダノのスケーリングソリューションが実際にこの性能を発揮することができれば、カルダノブロックチェーンはデジタル通貨を構築するために使用するシステムの有力候補になると期待されます。
カルダノブロックチェーンは「技術的な面や性能で非常に優れている」として高い評価を獲得していますが、ホスキンソン氏は今回の動画の中で『技術採用への道はマーケティング会社を雇ったり、プレスリリースを配信したりすることによって達成されるのではなく、”より良い未来を築くために一生懸命取り組む何百万人もの人々”によって達成される』と語っています。
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2020年5月8日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は2020年3月13日以降は徐々に上昇してきており、先月末には5.80円まで回復しました。その後は横ばいの状態が続いていたものの、現在は再び上昇傾向が強まっており、2020年5月8日時点では「1ADA=5.50円」で取引されています。
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