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ライトコイン財団:ゲーム開発老舗「Atari(アタリ)」と提携


ゲーム開発企業の老舗として知られる「Atari(アタリ)」と、仮想通貨ライトコイン(Litecoin/LTC)を展開している「Litecoin Foundation(ライトコイン財団)」は2020年5月19日に両者が提携したことを発表しました。今回の提携によって「Atari Token」などといったAtariが展開するエコシステムでライトコインを使用することができるようになると伝えられています。

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ライトコインを「エコシステム内の決済手段」として追加

Atari(アタリ)とLitecoin Foundation(ライトコイン財団)は2020年5月19日に提携を発表し、仮想通貨ライトコイン(LTC)をAtariエコシステム内で展開されている「Atari Token・Atari VCS・将来公開される製品」の支払い手段として追加することを明らかにしました。

今回の提携はAtariが展開している様々なサービスで「仮想通貨ライトコイン」を使用できるようにすることなどを目的としており、『Atariエコシステム内のゲームプラットフォーム全体でライトコインを使用できるようになる』と説明されています。

Atariは独自仮想通貨である「Atari Token(アタリトークン)」も開発しており、今年9月頃から正式に運用開始することが予定されていますが、ライトコインは”Atari Tokenへの投資手段”としても利用できるとのことです。

また、Atariの新しいゲーム機である「Atari VCS」を購入する際にもライトコインを使用することができ、ライトコインで支払った場合には”割引価格”でゲームを購入することができるとされています。なお「Atari VCS」では、何百種類ものモダン・クラシックゲームをプレイしたり、4Kビデオをストリーミングしたりできるだけでなく、独自のゲームやアプリを作成してアップロードすることもできるとのことです。

「Atari VCS」の画像(画像:Litecoin財団)

AtariのCEOであるFred Chesnais氏は『ライトコインの使いやすさと低いトランザクションコストはAtari Tokenやその他のプロジェクトと一緒に使用するのに最適だ』と述べており、ライトコイン財団のマネージングディレクターであるCharlie Lee(チャーリー・リー)氏は『このようなパートナーシップはライトコインや仮想通貨だけでなく、ゲーム業界やAtariファンにも影響を与える可能性がある』と述べています。

ー Charlie Lee
私たちの多くはAtariでゲームをプレイながら育ったことを覚えています。「新しいAtari VCSの購入」や「Atari Tokenへの投資手段」などといった、Atariエコシステム内の様々な方法でライトコインが使用されるのを見るのは素晴らしいことです。

このようなパートナーシップは、ライトコインや仮想通貨だけでなく、ゲーム業界や生涯のAtariファンにも影響を与える可能性があります。

Atariはここ数ヶ月間の間に「Atari Token」関連のプロジェクトを急速に進めており、最近では「Arkane Network」や「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」との提携も発表されています。

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