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Google:動画配信ネットワーク「Theta(シータ)」のバリデータに参加


ブロックチェーンや仮想通貨を活用した分散型動画配信サービスなどを手掛けている「Theta Labs(シータラボ)」は、2020年5月27日にIT大手Google(グーグル)が”THETAメインネット2.0″の「エンタープライズ・バリデータ」および「ローンチパートナー」として参加したことを発表しました。

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Theta Networkのバリデータに「Google」が参加

シータネットワーク(Theta Network/THETA)や分散型ビデオストリーミングサービスなど展開している「Theta Labs(シータラボ)」は2020年5月27日に、同社のエンタープライズ・バリデータ・プログラムに「Google Cloud(グーグルクラウド)」が参加したことを発表しました。

バリデータとは、トランザクションの検証作業などを通じてブロックチェーンネットワークの管理をサポートする存在のことを指します。今回パートナーシップによって、Googleは「Google Cloud」を通じてTHETAのビデオ配信ネットワークをサポートすることになります。

Thetaは、余剰の帯域幅とコンピューターリソースを使用して動画コンテンツを他のユーザーに中継するネットワーク参加者に独自トークンで報酬を支払う仕組みを採用しています。

Theta Networkを支えている「エンタープライズ・バリデータ・プログラム」には、
・大手仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)
・日本のブロックチェーン関連企業「gumi Cryptos(グミ・クリプトス)」
・ベンチャーキャピタル「Blockchain Ventures」
などが参加していましたが、今後はこれらの検証ノードの中に「Google(グーグル)」が含まれることになります。

Google Cloudは、同社の”推奨クラウドプロバイダー”でもあるとされており『世界中のユーザーは数回クリックするだけで、Google Cloud Marketplace(GCP Marketplace)から直接Thetaノードをデプロイして実行できる』と説明されています。

また今回の発表では、パートナーシップの一環として「Google Cloud」がTheta Network上に構築されたeスポーツ関連の動画ストリーミングサービスである「THETA.tv」をサポートすることも発表されています。

>>「Theta Labs」の公式発表はこちら

2020年5月28日|シータ(THETA)の価格

シータネットワーク(Theta Network/THETA)の価格は、先日27日に56円付近まで高騰していたものの、その後は下落しており、2020年5月28日時点では「1THETA=36.06円」で取引されています。

>>「THETA」を取り扱っている仮想通貨取引所BINANCEはこちら

2020年5月14日〜2020年5月28日 THETA/JPYのチャート(画像:Coingecko)