米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」は、2020年6月10日に同社が新規上場を検討している暗号資産(仮想通貨)の候補18銘柄を公開しました。
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新規上場検討中の暗号資産「18銘柄」を公開
Coinbase(コインベース)は取引所でサポートする暗号資産の拡充を続けており、上場前には透明性を維持するために新規上場を検討している暗号資産を一般ユーザー向けに公開しています。今回の発表では、同社が新たに取り扱いを検討している暗号資産18銘柄のリストが公開されました。
【Coinbaseが新規上場を検討している暗号資産】
・アーヴ(Aave/LEND)
・アラゴン(Aragon/ANT)
・アーウィーブ(Arweave/AR)
・バンコール(Bancor/BNT)
・コンパウンド(Compound/COMP)
・デジバイト(Digibyte/DGB)
・ホライズン(Horizen/ZEN)
・ライブピア(Livepeer/LPT)
・ニューサイファー(NuCypher/NKMS)
・ヌメライア(Numeraire/NMR)
・キープ・ネットワーク(Keep Network/KEEP)
・オリジン・プロトコル(Origin Protocol/OGN)
・レン(Ren/REN)
・レンダー・ネットワーク(Render Network/RNDR)
・シアコイン(Siacoin/SC)
・スケールネットワーク(SKALE Network)
・シンセティックス(Synthetix/SNX)
・ヴィチェーン(VeChain/VET)
なお、Coinbase(コインベース)で実際に暗号資産が上場するまでには、技術・コンプライアンスなどの面で調査を行った上で一定の基準を満たし、コインベースがサービスを提供している一部地域の規制にも準拠する必要があるため「これらの暗号資産全てが上場する」と決定した訳ではありません。
しかし、コインベースは『将来的には世界中の人々がCoinbaseのプラットフォームを通じて流通しているデジタル資産全ての合計時価総額の少なくとも90%にアクセスできるようになると予想している』と語っているため、今後もさらに多くの暗号資産がサポートされていくことになると予想されます。
なお、2020年5月29日にはCoinbaseのカストディサービスにテザー(Tether/USDT)が追加されることが発表されていましたが、その後このツイートは削除されており、サイト上でもUSDTが検索対象から外されたことが確認されています。USDTが削除された理由などについては現時点で明らかにされていません。