【2020年〜2030年】仮想通貨市場は今後どうなる?Coinbase CEOが予想

by BITTIMES

米国の大手仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」のCEOであるBrian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏は、2020年1月4日に投稿したブログ記事で『2020年代の仮想通貨市場で何が起こるか』についての予想を語りました。

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「スケーラビリティ」と「プライバシー」が重要に

Brian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏は「今後10年間の間に、より拡張性が高く、プライバシーにも配慮したブロックチェーンが登場し、2030年末までには10億人の人々に利用されるようになる」と予想しています。

同氏は現在、多くの企業がインターネットや機械学習を使用しているように、ほとんどのハイテク系スタートアップ企業が暗号化技術を扱うようになり、政府や機関なども暗号通貨の分野に大きく移行するだろうと語っています。

具体的にどのようなブロックチェーンが2020年代を担っていくかについては説明されていないものの、同氏は仮想通貨が"実用的な存在"になるためには「スケーラビリティ」と「プライバシー」が非常に重要になることを説明しており、『インターネットが「HTTP」で始まった後に「HTTPS」へと移行しているように、仮想通貨もプライバシー機能を備えた「プライバシーコイン(匿名通貨)」が主流になっていくだろう』と予想しています。

ブロックチェーンプロジェクトの「統合・合併」が進む

アームストロング氏は、2020年代に複数のブロックチェーンプロジェクトで「統合・合併」が進む可能性があるということも語っています。同氏は現時点で"次世代プロトコル"の構築に取り組んでいる優れたチームとして「Dfinity・Cosmos・Polkadot・Ethereum 2・Algorand」などを挙げていますが、それと同時に『今後10年の間に「開発者のマインドシェア・ユーザーベース・時価総額」の面で"チェーンの統合"が見られるだろう』と予測しています。

このように語るアームストロング氏は『スケーラビリティ・プライバシー・開発者ツール・その他の機能で特に進歩しているチェーンは大きな利益を得ることができるだろう』と述べており、これらのチーム間でM&A(合併・買収)が起こる可能性もあると説明しています。

アームストロング氏は、現在世界では「企業・オープンソースプロジェクト・DAO・慈善団体」などによって非常に多くのトークンが発行されているものの、これらの基盤となるインフラを動かしているのは"ほんの一握りのチェーン"だけだと説明しています。

仮想通貨は「ユーティリティ」の時代へ

2010年代の仮想通貨は「投資」または「投機」の面で注目を集めていましたが、アームストロング氏は『2020年代は"トレーディングの時代"から"ユーティリティの時代"へと移行していく』と予想しています。

同氏は「投資・投機的な傾向は2020年代も続く」と語っているものの、2020年代の仮想通貨で生み出される新しい会社は、取引目的以外で仮想通貨を利用する"ユーティリティフェーズ"に取り掛かっていくことになるだろうと述べています。

2020年代に仮想通貨の使用が増加すると予測しているアームストロング氏は、"ユーティリティフェーズ"の兆候は既に見られ始めており、多くのクライアントがトレードではなく「ステーキング・借入/貸借/証拠金・デビットカード・獲得・商取引」などを行い始めていると説明しています。

機関・組織の参入は「2020年代」も続く

今回のブログ記事では、過去18ヶ月間に何百もの機関・組織が「Coinbase Custody(コインベース・カストディ)」に参加したことも報告されています。

アームストロング氏は『このような急速な成長が2020年も続き、さらに多くの機関が参加することを期待している』と述べており、最終的には「ほぼ全ての金融機関が何かしらの仮想通貨を運用することになる」と同時に「ほとんどのファンドが一般的な資産と相関性のない資産を求めて一部資産を仮想通貨に割り当てる」と予測しています。

このように語る同氏は、世界の90%の資産はこれらの機関・組織によって保有されているため、新たな機関が参入することによって仮想通貨の需要が高まる可能性があると述べています。

中央銀行デジタル通貨(CBDC)発行は今後も続く

アームストロング氏は中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行がさらに進む可能性あることも語っています。

Facebook(フェイスブック)が発表した仮想通貨「Libra(リブラ)」は世界各国の規制当局や政治家から多くの批判を集めましたが、Libraの発表は少なからず「CBDCの研究・開発」にも影響を与えており、中国では"デジタル人民元"の発行に向けた取り組みが進められています。

アームストロング氏は『米国でも同様に"米ドルのデジタル化"について活発な議論が交わされている』とも報告しており、『米ドルに連動したステーブルコインである「USDコイン」が米国の解決策になる可能性もあるし、FRB(連邦準備制度理事会)がブロックチェーン技術を使用して独自に"デジタルドル"を発行する可能性もある』と語り、今後もCBDCや各国の法定通貨に関連したデジタル通貨が発行される可能性が残っていることを語っています。

億万長者の半数以上は仮想通貨関係者に

今回語られた予想の最後では「2020年代は世界の億万長者の半数以上を仮想通貨の分野が占めることになる」という予想も挙げられています。

アームストロング氏によると、仮想通貨ヘッジファンド「Polychain(ポリチェーン)」のCEOであるOlaf Carlson-Wee(オラフ・カルソンウィー)氏と、Coinbaseの元CTOであるBalaji Srinivasan(バラジ・スリニバサン)は『ビットコイン価格が20万ドル(約2,160万円)に達することによって、世界の億万長者の半分以上を仮想通貨分野が占めることになる』と予想しているとのことです。

このような様々な予想を語ったアームストロング氏は、2020年は仮想通貨市場が「取引や投機」に関するものから「現実世界の実用性」に関するものへとシフトしていくことになり、仮想通貨を保有・使用する人々が大幅に増加し、世界が"自由な経済"へと実際に進み始めることになるだろうとの予想で記事を締めくくっています。

>>「Brian Armstrong氏が公開したブログ記事」はこちら

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