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オーストリア最大の通信事業者「A1」仮想通貨決済を本格展開|2,500店舗で導入へ


オーストリア最大級のモバイルネットワークオペレータである「A1」は2020年7月27日に、同社が展開している決済サービス「A1 Payment」がビットコイン(Bitcoin/BTC)などといった暗号資産(仮想通貨)決済に正式に対応したことを発表しました。同社は昨年8月時点で仮想通貨決済を試験的に7店舗で導入していましたが、対応店舗は2,500店舗に拡大されると伝えられています。

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仮想通貨決済機能を「2,500店舗」で本格展開

オーストリア最大級の通信事業者である「A1 Telekom Austria Group」は2020年7月27日に、同社が提供している決済サービス「A1 Payment」がビットコインなどを利用する”仮想通貨決済“にも正式に対応したことを発表しました。

「A1が2020年夏頃に仮想通貨決済機能を2,500店舗に導入する」ということは、同社と提携しているオーストリアのフィンテック企業「Salamantex(サラマンテックス)」によって2020年7月2日に報告されていましたが、「A1」は今回の発表の中で『A1 Paymentは現在、キャッシュレス決済手段としてデジタル通貨を採用している』と正式に報告しています。

同社は2019年時点で7店舗に限定して仮想通貨決済を導入していましたが、その後需要が拡大したことを受けて店舗数を2,500店舗に拡大することが決定されたと伝えられています。同社の仮想通貨決済サービスは、
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
ダッシュ(Dash/DASH)
などの暗号資産に対応していますが、ユーザーが支払った暗号資産は素早くユーロ(EUR)に交換された後に店舗側に支払われる仕組みとなっているため、店舗側は余計な心配をせずに通常通りユーロで支払いを受け取ることができます。

「A1 Payment」はクレジットカードなどの一般的な支払い方法にも対応していますが、その他にも「AliPay(アリペイ)」などといった中国圏で広く利用されている決済手段にも対応しているとのことです。このような複数の決済手段に対応したことによって、オーストリアのキャッシュレス化がさらに進むことになると期待されています。

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