
ブロックチェーン×AIで不動産をトークン化する「CM2」と提携:リマールエステート
不動産売買プラットフォーム「キマール」などを手掛けている不動産テック企業「リマールエステート株式会社」は2020年8月6日に、人工知能(AI)とブロックチェーン技術を用いて不動産のトークン化を行なっている香港の企業「CM2」とパートナーシップを締結したことを発表しました。両社は今回のパートナーシップを通じて、アジアの不動産業界でDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させていくと説明しています。
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アジアの不動産業界で「DX」を加速
リマールエステート株式会社は、不動産とテクノロジーを組み合わせることによって新しい不動産事業価値を生み出している東京都の不動産テック企業であり、日本で初めて不動産テックカオスマップ」を共同発表して「不動産テック案内所」を運営している他、物件管理・顧客管理・情報配信・営業管理・成約増加を1つのシステムで完結できる不動産売買プラットフォーム「キマール」を自社開発しています。
同社がパートナーシップを結んだ「CM2」は不動産サービスに人工知能(AI)やブロックチェーンなどのテクノロジーを組み合わせた新しいサービスを展開している香港の企業であり、スマートコントラクトを活用した不動産取引を実現する「CM2 Property Platform(CM2プロパティプラットフォーム)」などを提供しています。CM2は不動産案件の検索や不動産投資効率の向上のためのAIシステムを提供するとともに、不動産事業者や顧客との強力なネットワークを北アジアの複数都市に持っています。
リマールエステートは『今回のパートナーシップによって、このパートナーシップにより、オンラインからオフラインへの優れた体験を顧客に提供することができ、アジア不動産市場をさらに成長させるための強固な基盤を築くことができる』の述べており、『現物の不動産市場と国境を越えたオンライン取引との深い連携を構築し、信頼性の高いデジタル取引の促進、透明性の向上、海外不動産取引とその継続的な管理コストの削減を目指す』と説明しています。
今回のパートナーシップによって、両社は情報と技術を相互に活用することができるようになるため、両社にとって新たな収益源が即座に創出されるだけでなく、グローバルな競争環境の中で市場シェアを獲得するために最も重要な要素である「新たな地域での新サービスの市場投入までの時間」を短縮することができると説明されています。また、高品質かつ非公開の物件が海外投資家に瞬時に提供されるようになり、国内外の顧客双方にメリットが生まれるとされています。
海外における不動産投資では「複雑な法律や規制のプロセス、購入後の物件管理、キャッシュフローの透明性、テナントとのコミュニケーション」などが投資の妨げとなることが頻繁にあるものの、CM2の「プロパティプラットフォーム」では購入プロセスをスマートコントラクトと統合し、購入から継続的なメンテナンスや税務までのキャッシュフローをオンラインで追跡できるため、そのような問題を解決することができるとのことです。
CM2のCEOであるKen Yim氏は『世界的なコロナパンデミックはデジタルの進化を加速させており、特に変化を受け入れることに消極的だった人たちは、今すぐにでも変化を受け止めなければならないことに気づいている。今後数年間は指数関数的な成長市場になるだろう』と語っています。

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