暗号資産取引所「BitMEX(ビットメックス)」は2020年8月14日に、日本時間2020年8月28日から全てのユーザーに本人確認(KYC)を義務化することを発表しました。これにより2021年2月12日までに本人確認を完了していないユーザーは「BitMEX」を利用することができなくなります。
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BitMEX利用者は「本人確認手続き」が必須に
BitMEX(ビットメックス)は2020年8月14日の発表で、日本時間2020年8月28日からすでに同取引所を利用しているユーザーを含めた全ての利用者を対象とした「ユーザー検証プログラム」を開始することを発表しました。これにより「BitMEX」では本人確認手続き(KYC)が義務化されることなりに、プログラム開始から6ヶ月以内には全てのユーザーの登録を完了させる予定だとされています。
「ユーザー検証プログラム」では、一般的な暗号資産取引所で行われている”本人確認手続き”と同じような4つのステップを辿る必要があり、「写真付きの身分証明書」と「住所証明書」をアップロードして自撮りを行ない、資金源や取引経験などに関する複数の質問に回答する必要があると説明されています。これらの手続きは5分程度で完了するとのことです。
この本人確認プログラムは「日本時間2020年8月28日午前9時00分」から開始される予定となっており、BitMEXで取引を継続するためには「日本時間2021年2月12日午前9時00分まで」に本人確認を完了することが必須になると説明されています。
BitMEXは新たに「ユーザー検証プログラム」を導入することによって、より信頼性の高い安全な取引環境を構築することができるようになると説明しています。
また今回の発表では『新しい取り組みの一環として、本人確認を完了したユーザーがかなりの賞品を獲得できる大規模な取引トーナメントの詳細を近日中に発表する予定だ』とも報告されています。より詳しい情報は、2020年8月28日のユーザー検証プログラム開始時に公開される予定だとされています。