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IOST:VRコンテンツプラットフォーム「Dvision Network」と提携


アイオーエスティー(IOST)は2020年9月4日に、ブロックチェーン技術を活用したVR(バーチャルリアリティ)コンテンツプラットフォームである「Dvision Network(ディビジョン・ネットワーク)」とのパートナーシップを発表しました。IOSTは「技術支援・ビジネス開発・マーケティング」の分野でDvision Networkチームと協力し、ユーザーが仮想現実世界をより簡単に体験できるようにするための取り組みをサポートすると説明しています。

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Dvision Network(ディビジョン・ネットワーク)とは

Dvision Network(ディビジョン・ネットワーク)は、ブロックチェーン技術を活用してVR(バーチャルリアリティ/仮想現実)関連の高品質なコンテンツを提供するプラットフォーム・エコシステムであり、VR関連の様々なサービスを提供することによって同社のエコシステムに参加する「開発者・ユーザー・コンテンツプロバイダー・広告主」などといった全ての人々がVR業界の発展に貢献したり、VR世界を楽しんだりすることができる環境を構築しています。

同社のプラットフォームでは、仮想現実世界のアイテムを取引することができる「VR-Market」、個人やアクセスを許可された人々がコンテンツを設置することができる「VR-Space」、様々なVR-Spaceの集合体によって構成された自由に参加可能な仮想現実世界「VR-City」が提供されます。

Dvision Networkが提供する「VR-Market、VR-Space、VR-City」など空間では、ERC-20トークンである「ディビジョントークン(Dvision Token/DVI)」を用いてアイテム・コンテンツ・広告費などの取引が行われるため、ユーザー・開発者・コンテンツプロバイダー・広告主はプラットフォーム上での活動を通じてDVIトークンを稼ぐことができる仕組みとなっています。

Dvision Networkのプラットフォームを活用して提供されるサービスの例としては「ゲーム・イベント会場・テーマパーク・文化財・ランドマーク」などが挙げられています。

技術支援・ビジネス開発・マーケティングなどで協力

アイオーエスティー(IOST)は「Dvision Network」とのパートナーシップを通じて「技術支援・ビジネス開発・マーケティング」などの分野で協力し、ユーザーが仮想現実世界をより簡単に体験できるようにするために、様々な企業が開発者などのメンバーがサポートできる包括的な仮想現実エコシステムを作成していくと述べています。

具体的には、IOSTのアセットを「Dvision Network」のプラットフォームに統合するため、ユーザーは既存のトークンを使用してDvision Network内の支払いシステムにアクセスできるようになるとされています。既存のIOSTトークン保有者は「VR-Space、VR-City、VR-Market」などのプラットフォームに参加してIOST基盤のアセットを管理することができるとのことです。

「Dvision Network」は仮想現実世界で開催される「Deconomy&Consensus」などのブロックチェーンイベントでIOSTの広告を掲載することも予定しており、イベント内には「IOSTの専用ブース」なども設置されると説明されています。

アイオーエスティー(IOST)はこれまで日本国内では取り扱われていなかったものの、2020年9月8日からは暗号資産取引所「Coincheck(コインチェック)」でIOSTの取り扱いが開始される予定となっているため今後のIOSTの活動にも注目です。

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2020年9月6日|アイオーエスティー(IOST)の価格

アイオーエスティー(IOST)の価格は、先月18日に0.78円付近まで回復したものの、その後はやや下落しており、2020年9月6日時点では「1IOST=0.51円」で取引されています。

2020年3月11日〜2020年9月6日 IOSTのチャート(画像:CoinGecko)