【Cardano/ADA】過去最高値ライン「140円」に到達|時価総額ランキングでは3位に
仮想通貨市場全体で下落・低迷が続く中で「カルダノ・エイダコイン(Cardano/ADA)」の価格が大幅な上昇を続けています。2021年2月27日時点のADA価格は2018年1月頃に記録した過去最高値ライン(133円〜150円)に到達しており、時価総額ランキングでは「3位」を獲得しています。
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ADA:過去最高値到達で「時価総額ランキング3位」獲得
カルダノ・エイダコイン(Cardano/ADA)の価格は仮想通貨市場全体で大幅な下落・上昇が繰り返される中で2020年12月末頃から大幅上昇を続けており、2021年2月27日には過去最高値ラインとなる「1ADA=140円」に到達、時価総額ランキングでは「3位」を獲得しました。
ADAの過去最高値は暗号資産取引所によって多少の違いがあるものの、仮想通貨関連の総合的なデータを配信している「CoinGecko」のデータでは、ADAの過去最高値は2018年1月4日に記録した「1ADA=133円」とされているため、今回の価格上昇でADAは過去最高値を更新したことになります。
2017年10月18日〜2021年2月27日 ADAの価格チャート(画像:CoinGecko)
CoinMarketCapにおける2021年2月27日時点の時価総額ランキングTOP4(画像:CoinMarketCap)
Cardano(ADA)長期的な価格上昇の原因は?
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)は技術開発が特に活発に行われているブロックチェーンプロジェクトとして知られていましたが、最近では「Cardanoブロックチェーン上でのトークン発行」や「マルチアセット対応機能」などが導入される大型アップデート『Mary(メアリー)』の実施日が日本時間2021年3月2日午前6時44分51秒(エポック251)に確定したことが発表されているため、この発表がADA価格上昇に拍車をかけていると考えられます。
また、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)と呼ばれるコンセンサスメカニズムを採用しているCardano(ADA)ではステーキングに参加することによってADA報酬を獲得することができるようになっていますが、ステーキング関連のデータを公開している「Staking Rewards」のデータではADAのトータルステーク量は記事執筆時点で「74.04%」とされているため『ADA保有者の大半がADAを売却せずにステーキングし続けている』ということも長期的な価格上昇を支える要因の1つになっていると考えられます。
Cardano(ADA)のトータルステーク量は74.04%(画像:Staking Rewards)
今月19日には、世界的に有名なアメリカのハードロックバンド「KISS(キッス)」のベーシスト・ヴォーカリストであるGene Simmons(ジーン・シモンズ)氏が約3,000万円相当のADAを購入したことが注目を集めていましたが、先日25日にはドバイを本拠地とする仮想通貨投資ファンド「FD7 Ventures」が『ADA・DOTの保有量を増やすために約800億円相当のBTCを売却する』ということも発表しているため、このような状況を踏まえて考えると、今後もADAへの投資活動はさらに活発化していくことになると予想されます。
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