リップル(Ripple/XRP)のニュース・話題まとめ|2018年4月

by BITTIMES   

仮想通貨リップル(Ripple/XRP)に関する今月のニュースや話題をまとめています。1ヶ月間のチャート画像と合わせて今月のリップル関連の動きを見て見ましょう。

リップルでトークンを発行?|4月7日

今月のはじめ頃、リップル社のリップル(Ripple/XRP)元帳で仮想通貨トークンを作り、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)を行うグループが増えているとのニュースが話題となりました。

ブラジルに拠点を置くAllvorは、デジタル決済の効率を向上させるためにリップル(Ripple/XRP)元帳を活用しています。

Allvorには、物流管理/顧客管理/マーケティングソフトウェアを統合するシステムが必要であるため「ALV」というICOトークンを作り、このICOトークンと一緒に機能できるプラットフォームの構築を試みています。

Allvorは、XRP元帳の持つ魅力はその速度だけではなく、仮想通貨トークンを作るための完璧なプラットフォームとしての機能を備えている点でもあると語っています。

しかしリップル社は、リップルの元帳でトークンが作られることを歓迎してはいません。
リップル社はこの件に関して次のように語っています。

「リップルの元帳は公開されているため、リップルの技術が予期せぬ使い方をされても防ぐことはできない」

リップルのICOトークンに関するその他の事例も紹介しています

話題の国際送金アプリがリリース|4月13日

One Pay FXの画像

スペインのサンタンデール銀行(Santander)は、リップル(Ripple)のブロックチェーン技術を活用した国際送金アプリ「One Pay FX」を4月13日にリリースしました。

以前から注目を集めていたこの発表は、ブロックチェーン技術を使用した国際送金アプリを提供する世界初の銀行として現地でも多くのメディアに取り上げられています。

「One Pay FX」は、現在スペイン/イギリス/ブラジル/ポーランドに居住するサンタンデール銀行の顧客向けに提供されています。

Apple社がインターレジャープロトコルを活用|4月16日

Apple(アップル)社は自社の決済サービス「Apple Pay」に、リップル社のインターレジャープロトコル(interledger protocol/ILP)の拡張機能を使用した新しいPayment Request APIを導入することを発表しています。

ILPの技術は近年さまざまな企業で導入が進んでおり、今後も広く活用されることが予想されます。

普及の進むインターレジャープロトコル(ILP)とは?

bitbankがリップル(XRP)の取引量世界一に|4月17日

仮想通貨取引所bitbank(ビットバンク)は4月17日、リップル(Ripple/XRP)の取引量で世界一になったことを発表しました。

ビットバンクは、XRPの取引量において世界で30.3%を記録し世界一となったことをTwitterなどで発表しています。

またちょうどこの時期に、bitbankはiOS/Android向けのアプリもリリースしています。

リップル(XRP)を証券と見なす動きが強まる|4月23日

米商品先物取引委員会(CFTC)の元委員長であり、現在はマサチューセッツ工科大学(MIT)のブロックチェーン研究者兼上席講師であるゲーリー・ゲンスラー氏が、イーサリアム(ETH)とリップル(XRP)は「双方、特にRippleは、非準拠証券であるという揺るぎない根拠がある」と語ったことから、この件に関連する話題に大きな注目が集まっています。

またゲンスラー氏は「2018年は非常に興味深い時になろうとしている。これまで発行された1000件を超えるICOと100社余りの取引所は、証券取引法に準拠することになるかどうかを整理する必要がある」とも指摘しています。

もし証券として公式に認定された場合には、証券取引委員会(SEC)に正式登録している取引所でしか売買ができなくなるため、流動性の低減や価値の下落が予想されます。

ゲンスラー氏によると、リップルトークン(XRP)の開発事業を管理しているのはRipple社自体であり、XRPの大部分を保持しソフトウェアとトークンの価値を上げるために働いていることから、証券として分類される窮地を脱がれるには極めて難しいとのことです。

これに対し、イーサリアムとリップルの関係者は以前からトークンは証券ではないと主張しています。
Rippleの関係者は、ゲンスラー氏の発言に反発しており、次のように反論しています。

「XRPはその所有者に対して、Rippleの株式や利権を与えるのではなく、配当を支払うこともない。XRPはRipple社ができる以前から存在し、会社がなくなっても独立して存在する」

米証券取引委員会(SEC)では、ジェイ・クレイトン委員長らが以前から「ICOを通じて発行されるトークンはすべて証券だ」という見解を表明してきました。

仮想通貨が「証券」か「商品」かという議論はさらに続くことは間違いなく、近い将来にはその決着がつくのかもしれません。

最近の調査では、多くの金融機関が仮想通貨への関心を高めていることも明らかになっています。

仮想通貨導入を検討しているうちの7割が年内に参入?

リップル(XRP)とSWIFTの今後についてRipple責任者が明言|4月23日

4月23日には、リップル(Ripple/XRP)とSWIFTの今後の提携などの可能性について、リップル(Ripple)社のストラテジック・アカウント責任者を務めているマーカス・トリーシャー氏は、自身がどのように考えているかの明確な意見を述べています

リップル(Ripple)社とSWIFTは非常に異なる事業モデルを有しており、パートナーになる必要はない。」

「リップル社とSWIFTの戦いには2つの結果しかない」

トリーシャー氏は、今後想定される2つの結果や、リップル(Ripple)の技術が果たしているという『極めて重要な役割』についても語っています。

トリーシャー氏が語ったその内容とは?

リップル(XRP)の価格が100円台へ|4月24日

4月21日の時点でリップルは一度100円台に突入しましたが、その後88円近くまで下落しました。
しかしその後4月24日には、再び上昇し今月2度目となる100円台を記録しています。

上昇に関連する話題や当時のその他の仮想通貨情報も

リップル(Ripple/XRP)×スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)|4月24日

Ripple社は4月24日に、来月ニューヨークで開催されるBlockchain Week NYCのXRP Community Nightに、ミュージシャンのSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)が出演する事を発表しました。

Blockchain Week NYCは5月11日から17日までニューヨークで開催されるブロックチェーンのイベントで、XRP Community Nightは15日に招待制で参加できるとのことです。

リップルの価格推移|2018年4月

2018年4月 リップルの価格推移2018年4月 リップルの価格推移(Coingeckoから)

リップル(Ripple/XRP)の価格は、4月1日の時点で1XRP=50円まで下落していましたが、4月21日には100円を記録し、25日には104円まで上昇しています。

リップル(XRP)の購入におすすめの取引所は?

bitbank(ビットバンク)は仮想通貨リップル(Ripple/XRP)の取引量で世界一になった取引所です。

それだけでなく、現在開催中の取引手数料無料キャンペーンや高いセキュリティーを備えていることなどの魅力も備えた取引所でもあり、リップルの購入には特にオススメの取引所となっています。

ビットバンクで取り扱っている仮想通貨は次の通りです

  • ビットコイン(bitcoin/BTC)
  • ビットコインキャッシュ(bitcoin cash/BCH)
  • イーサリアム(ethereum/ETH)
  • リップル(ripple/XRP)
  • ライトコイン(Litecoin/LTC)
  • モナコイン(monacoin/MONA)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

XRP保有者に対するSparkエアドロップ「スナップショット撮影日」が判明:Flare Networks

XRP保有者に対するSparkエアドロップ「スナップショット撮影日」が判明:Flare Networks

Ripple(リップル)南米地域での市場拡大に向け「ブラジル」に新オフィス設立

Ripple(リップル)南米地域での市場拡大に向け「ブラジル」に新オフィス設立

Ripple社:TOYOTA・HONDAも加盟するコンソーシアム「MOBI」に参加

Ripple社:TOYOTA・HONDAも加盟するコンソーシアム「MOBI」に参加

RippleNetと国際送金アプリ「OnePay FX」が統合 ー 利用可能国がさらに拡大

RippleNetと国際送金アプリ「OnePay FX」が統合 ー 利用可能国がさらに拡大

仮想通貨がユーロ圏で使える「VISAデビットカード」公開|XRPなど7銘柄に対応:2gether

仮想通貨がユーロ圏で使える「VISAデビットカード」公開|XRPなど7銘柄に対応:2gether

リップル価格高騰で時価総額2位に、その将来性は?

リップル価格高騰で時価総額2位に、その将来性は?

注目度の高い仮想通貨ニュース

Bitcoin MinetrixがUniswapでローンチ!チームはBTCMTXの10%トークン焼却を発表

Bitcoin MinetrixがUniswapでローンチ!チームはBTCMTXの10%トークン焼却を発表

CoinCodex「2024年5月のSHIB価格高騰」を予測

CoinCodex「2024年5月のSHIB価格高騰」を予測

「我々は全てのカードを持っている」カルダノ創設者が大型アップグレードを予告

「我々は全てのカードを持っている」カルダノ創設者が大型アップグレードを予告

ワールドコイン(WLD)「PayPal・OpenAIとの提携」を検討=報道

ワールドコイン(WLD)「PayPal・OpenAIとの提携」を検討=報道

SHIBの人気に便乗するエアドロップ詐欺などに要注意「The Daily Shib」が注意喚起

SHIBの人気に便乗するエアドロップ詐欺などに要注意「The Daily Shib」が注意喚起

稲垣組・もぐら組が誕生?コインチェック「新テレビCM」全国放映へ|記念キャンペーンも

稲垣組・もぐら組が誕生?コインチェック「新テレビCM」全国放映へ|記念キャンペーンも

コインチェック:スマホアプリで「ビットコイン相場予想」提供開始

コインチェック:スマホアプリで「ビットコイン相場予想」提供開始

Google Cloud「Web3ポータル」公開|仮想通貨・ブロックチェーン関連情報を集約

Google Cloud「Web3ポータル」公開|仮想通貨・ブロックチェーン関連情報を集約

シバイヌDEX「ShibaSwap」Shibariumサポートへ|ローンチパッドなども提供予定

シバイヌDEX「ShibaSwap」Shibariumサポートへ|ローンチパッドなども提供予定

Shibariumのハードフォークについて詳しく説明「The Shib:Edition 23」公開

Shibariumのハードフォークについて詳しく説明「The Shib:Edition 23」公開

仮想通貨ニュース週間まとめ「Cardano・Symbol・Shiba Inu」などの注目記事

仮想通貨ニュース週間まとめ「Cardano・Symbol・Shiba Inu」などの注目記事

仮想通貨ニュース週間まとめ「バイナンスジャパンに新取引ペア・Shibarium大型アップグレード」など

仮想通貨ニュース週間まとめ「バイナンスジャパンに新取引ペア・Shibarium大型アップグレード」など

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

DEX(分散型取引所)とは?特徴・使い方・注意点などをわかりやすく解説NEW

DEX(分散型取引所)とは?特徴・使い方・注意点などをわかりやすく解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

人気のタグから探す