リップル(XRP)とSWIFTの今後についてRipple責任者が明言
リップル(Ripple/XRP)とSWIFTの今後の提携などの可能性について、リップル(Ripple)社のストラテジック・アカウント責任者を務めているマーカス・トリーシャー氏は、自身がどのように考えているかの明確な意見を述べています。
RipplとSWIFTの今後の戦いには2つの結果しかない
リップル(Ripple)社のストラテジック・アカウント責任者を務めているマーカス・トリーシャー氏はリップルとSWIFTの今後について次のように明確な意見を述べています。
「リップル(Ripple)社とSWIFTは非常に異なる事業モデルを有しており、パートナーになる必要はない。」
「リップル社とSWIFTの戦いには2つの結果しかない」
トリーシャー氏は、この2つのモデルの今後について次のような結果が想定されると語っています。
1つ目は、両社が共存できるもの可能性のあるもので、リップル(XRP)が速さが要求される案件を処理し、SWIFTが残りの部分を担うと言うものです。
2つ目は、リップルが幅広く使用されるようになることで、SWIFTが徐々に市場から消えていくというものです。
「SWIFTも大規模かつ低価値の取引の処理が可能なため、弊社のモデルがSWIFTの崩壊につながる可能性があると認識しています。しかし、SWIFTと共存すること自体は好ましいと考えています」
リップル(Ripple/XRP)は価格にかかわらず十分な意義を備えている
トリーシャー氏は、リップル社がインド、ブラジル、ラテンアメリカなどの恵まれない地域、軽視されている地域にサービスを提供しているリップル(Ripple)の技術は、極めて重要な役割を果たしていると述べています。
「苦労が多い地域で、イノベーションとしてのリップルはいち早く採用されています。そのため、効率の低い経済圏では多くの引き合いをいただいています。戦略的にはこれらの市場はまだ成長過程にあるため、弊社としても取り組むべき市場です」
トリーシャー氏は、XRPの価格変動がリップル社の業務にどのような影響を与えるかについて説明しています。
リップル社の業務は次の2つの段階に分けられます。
1つ目は、リップル(XRP)の有無にかかわらず動作する支払いプラットフォームとなることです。
2つ目は、リップル(XRP)のスケーラビリティ、スピード、効率性を活用して国際送金に必要な資本の削減を追求することです。
しかしリップル社は、リップル(XRP)の価格が0円になっても、支払いソリューションプロバイダーとしての役割を果たすことができます。
これは、リップル社がXRPの価値に関係なく決済ソリューションとしての価値において十分な意義を備えていることを表しています。
「リップル(XRP)自身の価値は、流動性ソリューションとしての価値よりも低いと言えます。リップル(XRP)の目的は牧草になることです。つまり、銀行と企業は非戦略的通貨で流動資産を保持する必要がないということです。そのため、リップル(XRP)の価格はリップル社のモデルにとって重要ではありません」
トリーシャー氏は、5月16日にオランダで開催されるTFX貿易財務会議で講演を行う予定となっています。この会議にはバンク・オブ・アメリカのプロダクト・マネージメント部門の責任者ピーター・ジェイムソン氏、ヨーロッパIBMのブロックチェーン責任者であるルイ・デ・ブリュン氏などの他の決済業界のリーダーも参加する予定となっています。
(引用:ripplenews.tech)
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