暗号資産決済企業「Wyre」事業終了を発表|利用者は期限までに出金対応を

仮想通貨決済プラットフォーム「Wyre」は2023年6月16日に、仮想通貨市場の状況などを考慮した上で、約10年間続いたWyreの事業を終了することを発表しました。

この決定はWyreの主要な利害関係者と顧客の利益を守るための決定であるとのことで、公式発表では『規制当局の指示によるものではない』と説明されています。

また、顧客資産も安全に保護されていると報告されており、Wyreのプラットフォームに資産がある場合は2023年7月14日までの期間であれば、Wyreのダッシュボードから資産を引き出すことができると説明されています。

その後はプラットフォーム上に残された資産を回収できるようにするための別のプロセスが開始される予定で、プロセスの詳細についてはホームページやブログを通じて今後数週間で公開されていく予定となっています。

なお、今回の発表ではWyreの資産が売りに出されていることも示唆されており、公式発表ページには『Wyreまたはその子会社の資産取得に興味がある場合は、88 Partners(gregg@88partners.com)までご連絡ください』と記載されています。

ここ最近では運営停止・事業閉鎖に関する発表が増えてきており、2023年5月22日には暗号資産取引所「Hotbit」も運営停止を発表しています。

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