BitfuryがSegWitブロックのマイニングをスタートさせる
Bitfury(ビットフューリィ)は世界第3位(*1)のマイナー企業であり、マイニング専用のチップを販売するブロックチェーンサービス最大手のハードウェア企業で、Segwit(セグウィット)をサポートを始めたことでビットコイン(Bitcoin)業界にどのような影響を及ぼしていくのでしょうか? (*1)2017/03時点
Bitfury(ビットフューリィ)がSegwitサポート開始へ
Bitfuryは2016年からオフチェーンのスケーリングとLightningなどの2層ソリューションの重要性を強調してきた。そして、3月26日にSegwitが含まれる最初のブロックをマイニングし、オフチェーンなどのビットコインブロックチェーンのスケールアップのために具体的な動きを見せた。
今回Bitfuryが採掘したブロックは「BIP148」を採用したブロックです。この「BIP148」とは、ビットコインの改善提案コミュニティで現在話題を呼んでいるShaolin Fry氏が提案したUASF(ユーザー・アクティベイテッド・ソフトフォーク)のことです。
UASFについてはこちらの記事で詳しく解説をしています。
→「UASF(ユーザー・アクティベイテッド・ソフトフォーク)とは?」
今回提案されたUASFに関して、Bitcoin Core開発者は採用を慎重に議論していると言われているが、Bitfuryのような企業はUASFを高く評価をしている。
ただし今回の一連の報道も、あくまでSegwitをサポートする企業がその有用性を主張しているだけであり、この決定がそのままSegwitの実装やUASFの採用につながるわけではない。
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