Shib.ioに「Shibarium DappStore」が登場
シバイヌ（Shiba Inu/SHIB）関連の分散型アプリケーション（DApps）を簡単に探すことができるアプリストアである「Shibarium DappStore」がリリースされたことが明らかになりました。
Shibarium DappStoreは、SHIB関連のイーサリアムL2であるShibarium（シバリウム）やSHIBのインフラを基盤として開発されたDAppsを探すことができるアプリストアであり、SHIB関連サイトである「Shib.io」のコンテンツの1つとして提供されています。
Shibarium（シバリウム）は、高速＆低コストな取引環境を実現したSHIB関連のレイヤー2ネットワークであり、現在はゲーム・NFT・分散型金融（DeFi）など様々なサービスでShibariumの技術が活用されています。
Shibarium DappStoreでは、そのようなSHIB関連のDAppsを一覧表示で確認することが可能で、DAppsの種類に応じて以下のような分類分けもされているため、自分が探しているDAppをより簡単に見つけることができるようになっています。
- Swaps（スワップ）
- Bridges（ブリッジ）
- Liquid Staking（リキッドステーキング）
- Lending（レンディング）
- Yield Aggregators（イールドアグリゲーター）
- Governance & DAOs（ガバナンス＆分散型自律組織）
- NFTs（非代替性トークン）
- Wallets（ウォレット）
- Games（ゲーム）
- Analytics（アナリティクス）
- DeFi（分散型金融）
- Infrastructure/Tools（インフラ/ツール）
Shib.ioでリリースされた「DappStore」のページ（画像：Shib.io）
審査・検証された信頼性の高いDAppsを集約
Shibariumのようなオープンなブロックチェーンは誰でも自由に技術を活用してDAppsやサービスを構築できるのが特徴ですが、誰でも自由に技術活用できることによって「詐欺アプリや信頼性の低いアプリが乱立する可能性がある」という問題も潜んでいます。
実際にユーザーがDAppsを利用しようとすると、大量に存在するDAppsの中から信頼できる高品質なものを探す必要があり、情報収集する際にも誤情報や詐欺サイトに騙されないよう細心の注意を払う必要があります。
しかし「Shibarium DappStore」は、事前に審査・検証された信頼性の高いDAppsのみが表示される仕様になっているため、ユーザーは１からDAppsを探す手間を省いて、信頼性の高いDAppsにスムーズにアクセスすることができます。
また、DappStoreはSHIBエコシステムのハブ（中心地）としての役割も備えていて、人気アプリ・新着アプリ・話題のアプリなどを分かりやすく表示できるように設計されていると報告されているため、SHIB関連のサービスを探す際の出発地点にもなると期待されます。
DApp開発者向けの掲載申請フォームも
Shibarium DappStoreのページには「開発者向けの掲載申請フォーム」も用意されているため、SHIB関連のDAppsやサービスを展開している開発者や企業は簡単な情報提出でDappStoreへの掲載申請を行うことができます。
仮想通貨業界には詐欺製品を含む大量のDAppsが溢れているため、自分のサービスを宣伝してうまくユーザーを惹きつけるのは困難ですが、DappStoreを利用すればより効果的にユーザーにアプローチできると期待されます。
DappStoreはこのようにユーザーと開発者の両方に嬉しいアプリストアとなっているため、うまく機能すればユーザーと開発者の両方が集まり、SHIB関連の優れたDAppsやサービスに注目が集まって、SHIBエコシステム全体の成長も促進されると期待されています。
なお、DappStoreは事前審査の仕組みを採用していますが、これは”詐欺アプリの掲載が0になる”という意味ではないため、実際にDAppsやサービスを利用する場合には、自分自身でも調査して注意を払いながらサービスを利用することが重要です。
しかし、DappStoreはSHIB関連DAppsを探す際の手間を減らして、より安全性の高いサービスを見つけられる有用なアプリストアであるため、DappStoreの登場によって今後はSHIBエコシステムがさらに発展していくと期待されます。
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source：Shibarium DappStore
執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
サムネイル：AIによる生成画像
