ナスダック上場企業Thumzup Media、参加型広告アプリでドージコイン(DOGE)報酬の導入検討

ナスダック上場企業Thumzup Media、参加型広告アプリでドージコイン(DOGE)報酬の導入検討(Nasdaq-Listed Thumzup Media Explores Dogecoin (DOGE) Rewards Integration for Its Participatory Advertising App)
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Thumzupアプリ報酬で「DOGE」採用を検討

NASDAQ(ナスダック)に上場しているSNS広告プラットフォーム運営企業のThumzup Media(NASDAQ:TZUP)は2025年10月15日に、同社の広告投稿報酬アプリ「Thumzup」で仮想通貨ドージコイン(Dogecoin/DOGE)を新たな報酬手段として導入する計画を発表しました。

Thumzup(サムザップ)はソーシャルメディアマーケティング事業を展開しているナスダック上場企業であり、ドナルド・トランプ大統領の長男であるドナルド・トランプ・ジュニア氏が主要株主であることでも知られています。

今回の発表では「Thumzupアプリの新たな報酬支払い手段としてドージコイン(DOGE)を導入する可能性を積極的に検討・開発している」と報告されており、これはThumzupが掲げる“ソーシャルメディアの収益化を民主化する”という使命に沿うものであり、報酬システムの強化・支払いの効率化・世界的なクリエイター収益モデルの拡大を目指すものだと説明されています。

Thumzupは現在、Thumzupのアプリでユーザーへの代替報酬手段としてドージコイン(DOGE)の導入を積極的に検討・開発中です。

ドージコインの高速性・低手数料・強力なコミュニティ性は、Thumzupのリワードエコシステムに自然に適合する特性を持っています🐕

ドージコイン報酬導入のメリット

Thumzupのプラットフォームではユーザーが広告主の商品に関する体験コンテンツを共有することで現金報酬を得ることができるようになっていますが、現在はこの報酬の代替手段としてドージコインを採用することが検討されています。

ドージコインを活用した報酬システムを導入すると、従来の銀行決済システムを経由せず、送金コストを抑えて、国境を越えた少額決済をほぼ即時に行うことができると期待されており、ドージコイン報酬導入の想定されるメリットとしては以下のようなものが挙げられています。

  • 中間コストの削減により、クリエイターが受け取る実際の報酬額が増加
  • 即時決済によるユーザー体験の向上
  • DOGEの特性(低手数料・高速処理)は投稿ごとに報酬を支払うモデルに最適
  • 世界中に存在するDOGEコミュニティへのアクセスによる新規ユーザー獲得の加速

「仮想通貨財務戦略の延長線」としての検討

Thumzupは今回発表されたドージコイン報酬の導入検討について「自社のデジタル資産戦略の延長線上にあるものだ」と説明しています。

同社は以前からビットコイン(BTC)を財務資産として保有する戦略を採用していましたが、2025年7月にはビットコイン以外の主要な仮想通貨6銘柄を新たに財務戦略に組み入れる方針が発表されているため、現在はデジタル資産戦略が以下の7銘柄に拡大されています。

Thumzupの最高経営責任者(CEO)であるロバート・スティール氏は「ドージコインの統合検討は、スケーラブルで摩擦の少ない報酬エンジンを構築する当社の取り組みにおける重要な次のステップだ」と述べており、「この変更が成功すれば、Thumzupのユニットエコノミクスが改善され、より広範な暗号通貨に親和性のあるクリエイター層への訴求力が高まる可能性がある」と語っています。

なお、ドージコイン報酬の正式な導入時期はまだ確定していないとのことで、導入は技術的検証・規制対応・テスト結果に基づいて段階的に進める方針だと説明されています。

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source:Thumzup Media公式発表
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

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