Ripple社:CARDANO財団なども加盟する「ブロックチェーン国際標準化協会」に参加

by BITTIMES   

ブロックチェーンや分散型台帳技術の普及を目的とした団体である「INATBA(International Association for Trusted Blockchain Applications)」と呼ばれる国際標準化協会にRipple(リップル)社が創設メンバーとして参加したことが明らかになりました。この団体はブロックチェーン・仮想通貨業界の発展のために政府機関などと協力して環境整備や業界の基準を作成するための活動を行なっています。

こちらから読む:Coinbaseが送金手段として賞賛「Ripple/XRP」関連ニュース

Ripple社「INATBA」の設立メンバーとして参加

Ripple社のCEOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏は、2019年4月2日にRipple社の公式Twitterを通じて「INATBA(International Association for Trusted Blockchain Applications)」と呼ばれる組織にRipple社が設立メンバーとして加入したことを発表しました。

私たちは「INATBA」の創設メンバーであることに感動しているのと共に、主要メンバーとして参加できることを楽しみにしています!

INATBAとは?

INATBA(International Association for Trusted Blockchain Applications)は、欧州委員会が立ち上げたブロックチェーンや分散型台帳技術(DLT)の普及を目指す国際標準化協会であり、「中小企業/政策立案者/規制当局/標準化団体」などが協力してブロックチェーン・仮想通貨業界における理想的な規制を構築するための活動を行なっています。

同組織は具体的な目標として、
・ブロックチェーン・分散台帳技術の規制に関する規制当局との積極的な対話
・ブロックチェーン・分散台帳技術のインフラガバナンスのグローバルモデル構築
・参加者間で相互運用性のある基準の策定
・分野に特化したガイドラインの開発
を掲げています。

2018年11月に欧州連合によって設立された「INATBA」の初期メンバーには
ConsenSys
IOTA
・UniBright
・RoyaltyRange
・STOKR
などが含まれており、その後は、
・Ledger
・R3
IBM Belgium
・Guard Time
・Swift
・Barclays
・BBVA、Accenture
・Cardano Foundation
などの新会員が参加しています。また、カルダノ財団が参加した際には、カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格高騰にも繋がったとも報じられています。

「暗号業界全体での協力」非常に重要

ブラッド・ガーリングハウス氏は、今回の発表の中で今は暗号業界にとって非常に大事な時期であるため、仮想通貨・ブロックチェーン関連企業や団体が協力して、規制当局や政府と関わっていくことが重要だと語っています。

今は分散型台帳技術にとって非常に重要な時期であるため、業界人である私たちが集まって世界中の規制当局や政府との関わりを持つことが重要です。欧州委員会と協力して努力を続けていくことによって、業界をリードしていくことができるでしょう。私たちはこの取り組みに関わりを持てることに興奮しており、業界を導く団体の参加者になることを楽しみにしています。

Ripple社はすでに数多くの金融機関と協力して世界中に広がる国際送金ネットワークを構築していますが、仮想通貨XRPを支持するコミュニティの間でもXRPを世界の主要なサービスに統合するための活動が続けられています。

INATBAに参加したことによって、これからRipple社がより多くの企業や政府機関などと協力していくことになれば、XRPは「世界中で利用できる新しいお金」としてビットコインと同様に幅広い分野で活用されていくことになると予想されます。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

三菱UFJ信託銀行:NFT発行基盤「Progmat UT」と「ウォレットサービス」開発へ

三菱UFJ信託銀行:NFT発行基盤「Progmat UT」と「ウォレットサービス」開発へ

国産ブロックチェーンカードゲーム「コントラクトサーヴァント」一般向けテスト実施へ

国産ブロックチェーンカードゲーム「コントラクトサーヴァント」一般向けテスト実施へ

クリプタクト「Oasysの全レイヤー」に対応|ブロックチェーンゲームの自動損益計算が可能に

クリプタクト「Oasysの全レイヤー」に対応|ブロックチェーンゲームの自動損益計算が可能に

カナダ当局:Evolve Fund Groupの「ビットコインETF」を承認|北米で2例目

カナダ当局:Evolve Fund Groupの「ビットコインETF」を承認|北米で2例目

マルタ証券取引所とバイナンスが仮想通貨スタートアップ企業12社を支援!

マルタ証券取引所とバイナンスが仮想通貨スタートアップ企業12社を支援!

エバードーム(Everdome/DOME)の「ゲーム内映像」公開|火星舞台のメタバース

エバードーム(Everdome/DOME)の「ゲーム内映像」公開|火星舞台のメタバース

注目度の高い仮想通貨ニュース

カルダノ大型イベント「Cardano Summit 2024」チケット販売開始|数量限定の早期割引も

カルダノ大型イベント「Cardano Summit 2024」チケット販売開始|数量限定の早期割引も

仮想通貨でプリペイド決済「Slash Vプリカ SHOP」提供へ:Slash × ライフカード

仮想通貨でプリペイド決済「Slash Vプリカ SHOP」提供へ:Slash × ライフカード

メタプラネット「10億円分のビットコイン」を購入|追加購入予定の報告も

メタプラネット「10億円分のビットコイン」を購入|追加購入予定の報告も

自動損益計算のクリプタクト「Astar zkEVM」に対応|確定申告をサポート

自動損益計算のクリプタクト「Astar zkEVM」に対応|確定申告をサポート

バイナンスジャパン「日本円取引ペア」を大幅拡充|4種類の仮想通貨を新規追加

バイナンスジャパン「日本円取引ペア」を大幅拡充|4種類の仮想通貨を新規追加

ビットポイント:BTC半減期記念「口座開設キャンペーン」開始

ビットポイント:BTC半減期記念「口座開設キャンペーン」開始

今注目の仮想通貨エアドロップ?!99Bitcoinsが99,999ドルをプレゼント開始!

今注目の仮想通貨エアドロップ?!99Bitcoinsが99,999ドルをプレゼント開始!

FINSCHIA・Klaytnの統合ブロックチェーン「Kaia」6月末にメインネット公開へ

FINSCHIA・Klaytnの統合ブロックチェーン「Kaia」6月末にメインネット公開へ

「ビットコインはまだまだこれから」SkyBridge創業者の強気なBTC価格予想

「ビットコインはまだまだこれから」SkyBridge創業者の強気なBTC価格予想

コインブック:NIDT決済の買い物サイト「C.B.Shop」公開へ|オリジナルTシャツも販売

コインブック:NIDT決済の買い物サイト「C.B.Shop」公開へ|オリジナルTシャツも販売

シバイヌDeFiのK9 Finance「流動性ステーキングのモバイル版動画」を公開

シバイヌDeFiのK9 Finance「流動性ステーキングのモバイル版動画」を公開

フィンテックの未来が見える「Wiki Finance Expo 香港 2024」香港が再び世界の脚光を浴びる

フィンテックの未来が見える「Wiki Finance Expo 香港 2024」香港が再び世界の脚光を浴びる

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

Flare基盤のDeFi・DEX「BlazeSwap」とは?機能・使い方などを解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

ビットコイン「第4回目の半減期」完了|価格への影響や仕組みをわかりやすく解説

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

人気のタグから探す