Moonstake(ムーンステーク)は2021年2月1日に、ポルカドット(Polkadot/DOT)のテストネット・パラチェーンへの接続に成功した日本発のパブリックブロックチェーン「Plasm Network(プラズムネットワーク)」を開発している「Stake Technologies」と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。両社はPolkadotのエコシステム拡大に向けて協力していくと説明しています。
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「DeFi(分散型金融)分野での協力」なども検討
Moonstake(ムーンステーク)は2021年2月1日に、東京都港区に本社を構えてWEB3.0の実現に向けたブロックチェーン関連事業を展開している「Stake Technologies(ステイクテクノロジーズ)」と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。
Stake Technologies(ステイクテクノロジーズ)は、異なるブロックチェーン同士を接続するブロックチェーンである「ポルカドット(Polkadot/DOT)」でテストネット・パラチェーンへの接続に世界で初めて成功した国産パブリックブロックチェーン「Plasm Network(プラズムネットワーク)」を開発している会社であり、Plasm Networkを利用したアプリケーション構築、企業向けブロックチェーン開発、コンサルティング事業などを手掛けています。
Moonstakeは『今回の提携を通じてPolkadotのエコシステム拡大に向けて両社で協力していく』と述べており、『Moonstakeのステーキング・プラットフォーム上でPlasm Networkのネイティブトークン「PLM」をサポートすることについての協議を進めると共に、分散型金融(DeFi)分野での協力の可能性についても前向きに検討していく』と説明しています。
複数の暗号資産のステーキングに対応したウェブ&モバイル向けウォレットを提供している「Moonstake」は、記事執筆時点以下9種類の暗号資産のステーキングをサポートしていますが、今回の発表では『創業1年でステーキングサービスを提供する世界1,692の事業者の中の上位20位にランクインした』とも報告されています。
・カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)
・テゾス(Tezos/XTZ)
・クアンタム(QTUM/QTUM)
・ポルカドット(Polkadot/DOT)
・コスモス(Cosmos/ATOM)
・アイリスネットワーク(IRISnet/IRIS)
・オントロジー(Ontology/ONT)
・ハーモニー(Harmony/ONE)
・キュラス(QURAS/XQC)
「Moonstake」の創業者である手塚 満氏と、「Stake Technologies」のCEOである渡辺 創太氏は、今回の提携について次のようにコメントしています。
【Moonstake:手塚満氏】
Plasm Network及び開発を担うStake Technologiesとパートナーシップを組めることを大変嬉しく思います。世界で初めてPolkadotのテストネットに接続するなど、同社の過去2年間における開発進捗や業界におけるプレゼンスは特筆すべきものがあります。Polkadotを扱うMoonstakeのビジネスとの高い親和性はもとより、DeFiを含めた様々な領域で、世界中のユーザーが使うようなプロダクトに一緒に取り組んでいきたいと願います。
【Stake Technologies:渡辺 創太氏】
当社は創業以来、Polkadotが次世代のWeb3.0の基盤になると確信しオープン・ソースの開発に関わってきました。2020年中旬にPolkadotがローンチし、世界中から注目が集まりエコシステムの中でプレゼンスを確立してきたPlasm Networkにも世界から大きな期待が寄せられていると認識しています。多くの日本人や日本人が主導するプロジェクトが世界を舞台に活躍すること、その道を切り開いていくことが我々の使命だと考えています。Moonstakeはステーキングの領域で世界を舞台に勝負している会社です。今回のパートナーシップを通しより一層、日本人が世界で活躍する土壌を作っていきたいと思います。