暗号資産取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」は2021年2月9日に、仮想通貨リスク(Lisk/LSK)を対象とした「ステーキングリワードサービス」の提供を開始したことを発表しました。これによりビットフライヤーでLiskを保有しているユーザーは、同社がLiskのステーキングサービスに参加して獲得した報酬の一部を受け取ることができるようになりました。
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「ステーキングリワードサービス」とは
bitFlyer(ビットフライヤー)が新たに提供を開始した「ステーキングリワードサービス」は、ステーキング可能な暗号資産を保有しているユーザーに対して、同社がステーキングサービスに参加して得た報酬の一部を分配するサービスとなっています。
ステーキングとは「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)」と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨で利用可能な仕組みの1つであり、対象となる暗号資産を一定枚数以上保有している人々は、取引承認を行う代表者に投票して暗号資産を一定期間保有し続けることによって、ネットワーク運営に貢献した報酬として新規発行される仮想通貨の一部を受け取ることができるようになっています。
ビットフライヤーが「ステーキングリワードサービス」でサポートした「リスク(Lisk/LSK)」は”Delegated Proof of Stake(DPoS)”と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを採用しているため、bitFlyerでLiskを保有している人々はそれらの報酬の一部を受け取ることができるようになりました。
なお、ビットフライヤーの「ステーキングリワードサービス」は、同社が受け取った報酬の一部を対象者のLisk保有量に応じて分配する仕組みが採用されているため、Lisk保有者は複雑な手続きなどを行うことなく報酬を得ることができるようになっています。
Liskステーキングリワードの付与対象となるユーザーは以下3つの条件を満たしたユーザーだと説明されています。
- 対象期間にbitFlyerアカウントで1日あたり平均10LSK以上保有している方
- 付与時点で本人確認が完了している方
- 付与時点で以下のいずれにも該当しない方
- アカウントを解約済みの方
- 証拠金口座にマイナス残高がある方
- アカウントが凍結されている方
- アカウントの機能が同社判断により制限されており当該アカウントを通常通りご利用できない方
報酬の付与は毎週火曜日に行われるとのことですが、得られる報酬の額は変動するため、ユーザーに付与される報酬額も変動する可能性があると説明されています。